おもてなしの基礎英語113:You’re always thinking.
おもてなしの基礎英語 11月度
キーフレーズ[相手の考えを褒める]
You’re always thinking.:さすがですね
📝 冒頭の会話より
A : It’s the closest to Tokyo.
B : going in order. Good plan — You’re always thinking.
ドラマの会話:奈良公園へ来たニックとエミ。
Nick : These deer are awfully cute, aren’t they?
➡:鹿たちすごく可愛いくない?
Emi : Nick, why didn’t you tell me about these ?
➡:ニック。何でこれのこと教えてくれなかったの?
Nick : Oh, right. Listen. I don’t remember anything from when I was in Japan. I don’t even know where those came from.
➡:ねえいい?僕には日本にいた頃のことを何も覚えてないんだよ。それがどこにあったのかも覚えてないんだ。
Emi : We have a lot of work to do. You have omamori from Dazaifu, Izumo, Itsukushima, Kotohira, even Todai-ji Temole.
➡:行くことは沢山あるわよ。大宰府でしょ、出雲でしょ、厳島でしょ、琴平でしょ、それに東大寺まであるんだから。
Nick : So why did you choose Nara ?
➡:それで、何故奈良にしたの?
Emi : It’s the closest to Tokyo.
➡:東京から一番近いでしょ。
Nick : We’re going in order. Good plan―― you’re always thinking.
➡:順番に回っていくわけだ。いい計画だ。さすがだね。
Emi : Do you remember being here with Miyako ?
➡:ミヤコさんとここに一緒に来たか覚えてない?
Nick : Not yet. What are they doing ?
➡:いや今のところは。あの人たちは何してるの?
Emi : Feeding crackers to the deer. The crackers are called “Shika Senbei” They’re really famous.
➡:鹿に煎餅を与えているの。「鹿せんべい」って言ってとても有名なのよ。
Nick : Shika Senbai ?
➡:鹿せんべい ?
Emi : I think your “dear” friends might want a bite, Nick. Ta-da !
➡:親愛なるの鹿ちゃんたちがお待ちかねよ。ニック。ジャーン!
Nick : Well, then. I shouldn’t keep them waiting !
➡:そうだね。彼らを待たせちゃいけない。
Emi : Be careful.
➡:気をつけて。
🔻🔻 おもてなし基礎英語 キーフレーズ解説 🔻🔻
You’re always thinking.:さすがですね
「あなたはいつも(いろんなことを)考えていてくれる」つまり「頭がいいね/さすがだね」と言う意味になります。例えば、何か計画を立てているときに雨が降ったらこうしようなど、色々と考えて提案してくれた相手に対しての褒め言葉として使うフレーズです。今回のドラマのように英語圏の人は thinking の語尾を上げ調子に発音しながら、人差し指をとんと頭に当てて言ったりします。always を強調しながら言うと「あなたは頭で考えてばかり/行動が伴ってない/頭でっかちだ」というネガティブな意味合いになることがあるで注意です。難しい試験に合格した時などの「さすがだね」には今回のフレーズは当てはまりません。もし言うのであれば Nice one ! I knew you could do it「さすがだね!君ならやれると思ったよ!」などと言います。
✅ おもてなし基礎英語[Think]を使ったフレーズ
Put on your thinking cap.:じっくり考える/もっとよく考える
I need to put on my thinking cap.:私はじっくり考えなくちゃ
We need to put on our thinking caps.:私たちはじっくりと考える
🔊 発音のポイント 🎵
You’re always thinking. ― 「always」は語尾をあげてネガティブ表現にならないよう「thinking」の「th」は、舌の先を上の前歯で軽くかむ感じに当て、その隙間から「ス」と息を出す。「エ」と「イ」を同時に言う感じで「イ」の発音イメージで「シィ」と発音しましょう。「グ」は弱く曖昧に。
🔷🔹 おもてなし基礎英語フレーズ備忘録 🔹🔷
feed:(餌などを)与える
awfully:ひどく/とても/すごく
⏩ awesome のように「とても凄い」いうことを強調する意味ですが、近年はネガティブなニュアンスで使われることが多いです。
aren’t they ?:ですね?
⏩ 付加疑問文は「〜ですよね?/〜ではないですよね?」と相手に同意を求めたり、念を押したりするときなど日常英会話でよく使われる定番のフレーズです。ドラマ内の These deer are awfully cute, aren’t they ? のように These deer are awfully cute.で終わらず aren’t they ?と疑問文を付加することで、相手に「ですよね?」と強く同意を求めていることになります。否定文の時には肯定形の付加疑問をいれ You can't forget it, can you ?「わすれられないよね?」 のように言います。
It's cold, isn't it?:寒いね?
They are nice pumpkins, aren't they?:それらは、すてきなかぼちゃですよね。
You are going surfing with Bob, aren't you?:ボブとサーフィンに行くんだよね?
You've been to Kyoto, haven't you?:京都に行ったことがありますよね?That's a good idea, isn't it? :それは名案ですね
You're not serious, are you?:冗談でしょう?
You can't forget it, can you?:わすれられないよね?
You don't have a headache, do you?:頭痛くないよね?
when I was~:私が〜なとき
I don’t even know where those came from.:どこでそれを手に入れたかすら覚えてない。
⏩ even は「でさえ/~すら/(それどころか)いやまったく」という意味なので I don’t even know~で「私は知りさえもしない」where those came from で「それがどこからきたのか」
lot of work to do:やるべきことがいっぱいある
work to do:やるべき仕事/やること/作業を行う
closest to~:~に最も近い/~に最も親しい
going in order:順行/順番に
Do you remember being here with Miyako?:ミヤコとここに居たことを思い出した?
⏩ remember 〜 ing は「〜したことを覚えている/〜したことを思いだす」という意味になります。この場合は、次にニックがNot yet 「まだなんだ」と答えていることから分かるように、ニュアンスとしては「あなたはミヤコとここに居たことを思い出しましたか?」となります。
Feeding:餌をやる
I think your “dear” friends might want a bite:親愛なる鹿ちゃんたちがお待ちかねよ。
⏩ 「あなたの親愛なる友人(鹿)が食べたがっていると思うよ」という事です。ここでは dear(親愛なる)と deer(鹿)が同じ発音である事を利用して駄洒落を言っています。
a bite は「一口ガブリと食べる事」want a bite で「(その鹿せんべいを)食べたがっている」となります。
Ta-da:じゃじゃーん。