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2016年4月度・日本5大中途採用求人広告『リクナビネクスト』『マイナビ転職』『エン転職』『DODA』『@type』をアクセス分析的視点から比較してみた

2016.05.24 07:14

前回、アルバイト系の求人広告をアクセス分析的視点で比較してみました。

そういえば中途採用系の求人広告のアクセス分析的視点の比較をしていませんでしたので、やってみようかと思います

今回比較するのは

リクナビネクスト

マイナビ転職

エン転職

DODA

@type

以上5サイトです。

で、これらを[Similarweb Pro]を使って、直近1ヶ月(2016年4月)のデータとして出してみました。


アクセスシェア比較

全体的なアクセスシェアはリクナビネクストが1番多いですね。次いで、マイナビ転職という感じでしょうか。

その中で、デスクトップユーザーの割合を見てみると、

リクナビネクストが1番ですね。マイナビ転職とDODAが同じくらい。

しかし、モバイルユーザーに関しては

リクナビネクストとマイナビ転職が同率。エン転職も肉薄している状況だというのが分かります。

さて、各求人広告媒体のデスクトップ/モバイルのユーザー比率も見ておかなければなりませんね。実はこうなっています。


リクナビネクスト・マイナビ転職・エン転職は主戦場がどちらかと言えばモバイル、DODAと@typeについてはデスクトップが主戦場になっていると読み取れます。

もっと数字を細かく見てみると、こうなります。

注目すべきは、リクナビネクストとマイナビ転職。

デスクトップでは約87万アクセス差を付けていますが、実は、モバイルに関してはほぼ互角であるという事が言えます。


さて、ここで賢明な方だとお気づきだと思いますが、実際どれだけの人がちゃんと利用しているの?というところも知りたいと思いますので、仮設程度にはなると思いますが、滞在時間や平均PV、直帰率から実質利用者と総PVを仮に出してみた表がこちら。

ユーザー数に関して言えば、リクナビネクストが一番ですが、こと滞在時間・平均PV・直帰率・実質利用者(TOPページで直帰しなかった数で算出しています)に関してはマイナビ転職が一番になっています。とすると、総PVはマイナビ転職の方が数字が出てしまいますね。とはいえ、リクナビネクストとマイナビ転職は、もうほんとうにどっこいどっこいの戦いになっているんでしょうね。


とはいえ、この数字も実際はどこからの集客してきたものなのか、そこもちゃんと見ておかなければなりません。どこから集客しているのか?というものを比較すると、こうなりました。

マイナビ転職は、他サイトに比べてダイレクト(ブックマーク数)が多いようです。

逆に自然検索ではエン転職の方が割合が多いようです。そして、DODAに関しては、割とネット広告からの集客を頑張っているような感じが見てとれます。

また、リファラルに関して忘れてならないのが、Indeedの存在。日本国内で一番集客が出来ているメディアですからね。そこからのユーザー供給っぷりも出してみました。すると・・・

マイナビ転職やDODAが割と多くIndeedから集客しているという事が分かりました。

意外とリクナビネクストって、Indeedに依存してないんですね、ちょっとびっくり。


あと、「検索してたどり着いたユーザー」を「顕在求職者層」として仮説立てした際、自然検索+有料検索+Indeedからのリファーラルを足しこんだ際、こんな結果になりました。

割とエン転職はSEO強めなのかもしれません。結構引きが強いと思います。次いで、マイナビ転職とDODAが同じくらいでした。



ちなみに、現在各求人サイトがどんなCM展開をしているか、比べてみましょう。

メインキャラクター:妻夫木聡

メインキャラクター:石原さとみ

メインキャラクター:濱田岳・バカリズム

メインキャラクター:綾野剛・岡本太郎


@typeは、ありませんでした。


というわけで、5サイトをアクセス解析的視点で比較をしてみたわけですが、実際は職種や採用難易度、得意分野、採用決定率等によってまた特徴もそれぞれです。この数字比較はあくまでも参考に・・・としてほうがよいかと思います。



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