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やなぎさわりんご農園

一時休戦

2020.06.13 00:00

例年より雨が少ないと感じていたところ、11日から梅雨入り。

摘果作業は足踏みしますが、作物にとっては、恵みの雨になりそうです。

先日、山際の畑を草刈していたところ、切株のところにヒナ達を見つけました。

りんごの木に鳥が巣をつくることはあるのですが、切株はめずらしいです。

木が少し曲がって、ちょうど屋根のようになっている真下に巣がありました。

本能的によい場所が分かるのでしょうか、茶色い親鳥が出入りしているのを見かけました。


鳥は収穫前の果実を食べてしまうため、りんご農家にとっては外敵です。

秋には、鳥よけの木綿糸を木に張り巡らして、進入経路をつくらせないようにしています。


しかし、ヒナがすやすやと寝ている姿を見てしまうと、弱いものです。

ここは一時休戦。

草はあまり刈らずに、切株の上には雨よけの板を置いておきました。

りんごの実は、少しずつですが、日々大きくなっています。

生育のはやいものは、ピンポン玉よりひと回り大きくなり、彫りもでてきました。

早めに、強めの摘果ができた実の方が、やはり順調に育ちます。

人手のやり繰りを上手くして、いつか、すべての畑で早めの摘果を終えたいものです。

桃(写真はあかつき)です。

摘果では、短めに伸びた枝についた実を、優先してのこすようにしています。

来週中には仕上げ摘果をして、袋かけをしたいところです。

こちらはブルーベリーで、だいぶ実の形がしっかりしてきました。

いまの時期、新しい枝がよく伸びています(伸びたところに来年の芽がつきます)。

7月20日頃から収穫予定です。

プルーン(写真はサンプルーン)です。

品種ごとの実の大きさで、摘果の強さ(いくつのこすか)が変わります。

となりの実と触れ合わないように、間をすかしてやるイメージです。

和梨(豊水)と西洋梨(写真はラ・フランス)です。

りんごと同じく、いまの段階では実が上向きです。

大きくなるにつれて、ペコリと頭を下げて、枝からぶら下がるようになります。


ここ数年は、剪定・摘花・摘果と嫁が担当してくれています。

特にル・レクチェは、昨年よい実がとれ、お客様からの評判も上々でした。

今年もよく育ってほしいです。

数は少ないですが、サクランボもあります。

親父が植えた木で、ここ数年はあまり手が回っていなかったのですが、

今年から勉強をかねて、しっかり手を入れるようにしました。


昨年、親父がどこかから苗木を仕入れてきた、現在2年目の品種もあります。

実がつくまで、まだ2、3年かかると思いますが、どんな実になるか楽しみです。

番外編で、りんご畑の片隅にある梅の木が、もうすぐ収穫を迎えます。

数が少ないので、お手伝いさん、近所の人と山分けしています。

梅をあげると、一部が梅漬けになって戻ってくる、田舎ならではのシステムが確立しています(笑)。


お礼肥(収穫後にあげる肥料)と夏季剪定(5~7月で伸びた枝の剪定)をやるとよいそうです。

りんご栽培に通じるところもあると思うので、試してみたいと思います。

梅雨の水が土にしみて、りんごや桃の実が、またひと回り大きくなるでしょう。

1次摘果、仕上げ摘果と、やるべきことは尽きません。

日々、育っていく実を感じながらの、摘果作業がつづきます。