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やりたいことを見つけるには、自分の知らない世界を経験し、興味分野を絞ること

2020.06.13 02:00

どうもこんにちは!ニューヨークでコリビング(Co-living)ビジネスを展開する「Crossover」で、2か月間ニューヨークの起業家支援プログラムに参加している長村伊織です。


起業家支援プログラムついては、プレスリリースをご参照ください。

>>2か月間のニューヨーク滞在費が”無料”に。起業を目指す若者にチャンスを。20代での海外起業から9年目、ニューヨークのシェアハウス&Co-living「Crossover」代表取締役 君島和也よりメッセージも


ニューヨークには投資家、起業家、経営者、フリーランス、会社員、アーティスト、学生などさまざまな分野で活躍する日本人がいます。

会社員として働く方の中には、日本企業からの出向としてニューヨークに滞在している方もいます。


日本から海外の会社に出向されている方からいただいた「やりたいことを見つけるため」のアドバイスが、とても学びになったのでぜひシェアしたいと思います。


やりたいことを見つけるポイントは、さまざまな経験し、自分の興味・関心をクリアにすること

やりたいことを見つけるポイントは大きく分けて2つだそうです。


それは「自分の知っている世界の外側に身を投じてみること」と「その中の経験から興味が湧いた分野を絞り、行動すること」です。


今回お話くださった方は、あらゆる経験を積むほどに、自分が「社会と個人のつながり」に強い関心を持っていることに気づいたそうです。


その後、自身の関心をよりクリアにし、「臨床心理学×ビジネス」というキーワードに沿って、学びを深め、現在は「人の幸せを大事にした職場環境づくり」という、自分のやりたいことに取り組まれていました。


つまり、自分のキャパシティを広げて、興味・関心を絞る過程をくり返すことが、ほんとうにやりたいことを見つける方法だとおっしゃっていました。


僕はやりたいことがわからない状態は、行動量が少ないからではないかな、考えます。


人はだれしも、行動をすると「楽しい!楽しくない」といった感情が動きます。

心が動いた体験・経験が多ければ多いほど、自分は「なにに興味があるのか」「なにをしたくないのか」が明確になっていくのではないかと思います。


実はぼく自身、今まで広く浅くいろんなことをやってきて、自分は「浅い人間だな」と落ち込むことがありました。


でも、この方の話を聞いて今まではとにかくキャパシティを広げるフェーズだったのかなと感じ、自分のやってきたことは間違っていなかった、と言い聞かせることができました。


興味分野を絞るなら、自分で具体的な「キーワード」を設定しよう

そして、お話の中で他にも印象に残っていることがあります。


それは興味分野を絞る際は、世の中で使われている言葉を具体的な「キーワード」として当てはめ、設定することというお話です。


理由は、自分が実際にイメージできるキーワードがあると情報収集がしやすくなるからです。


完ぺきじゃなくても、まずは自分の興味・関心に近しいキーワードを探して、当てはめることがポイントです。


キーワードを設定することでアンテナが立てやすくなり、効率的に情報を得たり、学べたりします。

たとえば、探している情報にまつわる書籍や記事が見つけやすくなったり、その分野の専門家に話を聞きにいくことも可能になるからもしれません。


一方、キーワードを設定せず、ただやみくもに情報に探しても、なかなか自分がほしい情報は手に入りません。


なので、世の中で使われている言葉を具体的な「キーワード」として設定し、「なににワクワクしたのか」をふり返りながら、徐々にやりたいことを明確にしていくプロセスが大事だと思いました。


過去の経験の中に「ほんとうにやりたいこと」を明確にするヒントは隠れている!?

ぼくは、自分の過去とった行動にこそ、「やりたいこと」を明確にするヒントが隠れていると思います。


ちなみに、ぼくはニューヨークに来てから「人がなにに突き動かされて、購買に至るのか」に興味があると気づきました。

過去に記事でも紹介したチェルシーマーケットのピアス販売方法や、NBAの宣伝方法など「自分がどこに惹かれ、なにに注目しているか」をふり返ったのです。


しかし、このままでは漠然としていて学びようがないと感じたので、これを分解し、キーワードを設定しました。


インターネットで調べていくと「行動経済学」「マーケティング」「プロモーション」この3分野が近しいと感じました。


これを機に興味分野を絞って、深める行動していきたいと思いますが、まだまだ自己探求したいので、これからも自分の知っている世界の外側に身を投じつづけたいと思います。