EVAR
2022.08.09 06:31
準備
普通の全身麻酔 + V-line2本 + A-line
EVARでも左radialAを使うことがあるので、確認する。
例1:SMAへのステント留置。角度的に上からでないと難しい。
例2:大動脈狭窄があり、下からカテーテルが上がりにくいので、上から造影カテーテルを入れる。
手順
1. 普通の導入。血圧が上がらないように注意する。
2. 左右FA穿刺。
3. 内腸骨動脈のcoiling
内腸骨動脈はTh8-円錐レベルの脊髄をAdamkiewicz動脈と共に栄養する。
すでにTEVERなどで下行大動脈がステントグラフトや人工血管で覆われている場合、脊髄梗塞リスクがあるので、血圧をどうするかは事前に確認しておく。
4. ヘパリン化
シースが入ったらヘパリン化する施設とIIAのcoilingが終了してからヘパリン化する施設がある。ここには深い理由はない。
5. グラフト挿入
6. タッチアップ
7. 確認造影
8. デリバリーシースを抜去
この際に通り道を傷つけることがあるため、抜去後の血圧に注意する。
また、傷つけなくても、一気に下腿に血流が再開するため、血圧が低下することがあるので、しっかりとVolume負荷+必要があれば ネオシネジンを使用する。つまりは、ターニケットオフと同じ状況ということ。
9. 血管の修復など問題ないことを確認したら、プロタミン。指示があってからでよい。
特殊例
1. AAA rupture時のEVER
ポイント
止血用バルーンを挿入するまでは局所麻酔。
止血用バルーンを入れたら、挿管が必要であれば、挿管して全身麻酔管理とする。
当院では麻酔科から声をかけないとそのまま手術が進行するので、声をかける。
挿管適応