おせっかい家の目指す世界
こんにちは。住まいのおせっかい家です。
先日の大和朝活で、なぜ、おせっかい家を始めたのかお話しする機会がありました。
改めて言葉にしてみると、なんだか力が湧いてくるような気持ち。
建設・不動産関係の仕事をずっとやって来ましたが、実は建築学科出身ではないんです。
カッコよく言うと、スペインのサグラダファミリアを見て衝撃で建築関係の仕事がしたくなったわけです。
だから、発想がもともと使う側の気持ち。
冷蔵庫の置き場所は確保されてるけど、食器棚はどこに置くの?っていう図面を見ながら疑問に思ってました。
働いているうちに、実際お客様との打合せで、そこまで過剰にお金掛けなくていいんじゃないかなと思う時があっても、言えないもどかしさを何度か感じてました。
そんな気持ちを言うためには、結局独立しかなかったのです。
そして、どんな時も相談出来るようにするために有料相談という形にもこだわりが。
本当に無料なものなんてないのは、ちょっと考えたら分かりますよね。
給料なしで働く人はいませんから。
無料相談は結局、お客様が払った工事代金から相談料金が払われてるんです。
だから、プロに相談するにはお金がかかるという認識になってもらう方が、結局中立でお客様に合わせた本当のことが分かるということになります。
自分のできないことをしてもらうのだから、きちんと正当な報酬を支払う。
これは、職人さんに対しても同じです。
安いことがいいことにならないように。
そして、子育て中の女性が自分の得意なことを生かせる世界にしたい。
育児や家事をしながら、正社員で長い時間働くのは大変なことです。
ましてや、建築業界では土日に打ち合わせがあり、子供の保育場所の問題などがあり、仕事を続けるのは大変なことです。
おせっかい家も、無理だと諦めました。
でも、建築の専門知識もあって、家事や育児、介護などの生活体験のある女性が増える事は、結局お客様目線のアドバイスが出来るということになると思います。
最終的には、全国に住まいのおせっかい家を増やして、地域の職人さんとお客様をつなげる役目をしてほしいと思っています。
壮大ですが、これがおせっかい家の目指す世界です。