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リーダーシップは影響力

2020.06.15 01:22

リモートも明け、

常態化に向けて世の中が進化する中、

この先の事業成長をより明確にするために

組織として振り切るべきポイントと、

それを実現するための組織戦略について

メンバーと人員計画を立てながら議論しました。


Q毎に立てている人員計画は、

今後の事業戦略から描く理想の体制と、

現状の体制とのギャップを理解した上で


・メンバーをどの状態まで引き上げていくのか

・組織としてどこに注力すべきか

・理想とのギャップの埋め方

というポイントについて議論し、

メンバー毎の目標設定の難易度や、

期待する部分などを明確にしていきます。


その際によく議論に上がるのが

メンバーの「リーダーシップ」についてです。


週末に読んだ

「あなたが上司から求められているシンプルな50のこと」

という本には以下のように書いてありました。


-----

「先頭に立て」

「周囲をひっぱれ」

「リーダーシップを発揮せよ」

というのは上司がよく口にする言葉。

しかし部下はなかなかそういうことをしません。


①前に出るのが苦手で

二番手として企画や戦略を練るのが好きな「参謀志向」


②自分のやり方で

自分なりの成果を出すのが好きな「職人志向」


この2つが圧倒的に多く、

「リーダーシップ」の真の意味に気づけていない

-----


「リーダーシップ」というと

確かに他者を「引っ張る」イメージがあり、

管理職のスキルっぽく聞こえるかもしれません。


でも、

少なくとも僕が期待している

「リーダーシップ」の真の意味とは

クリエイターとしての「影響力」についてです。


仕事を進める上で、

他者を巻き込んだり、

良いアイデアを浸透させるためには

自ずと周囲への影響力を求められます。


これは

マネジメントであろうと

2番手であろうと

職人であろうと

シニアであろうと

新卒であろうと

関係なく、


良い仕事をする上で

自分が与えられる「影響力」の大きさが重要であり

それに対して、周囲からの期待と責任がついていき

仕事の次元が変わってくるものだと思っています。



とはいえ、「影響力」と書くと

実態としてイメージしにくいと思うので、

キャリアとして、

「リーダーシップ」を求められるフェーズにいる方は、

ただ単に先頭に立つことを頑張るのではなく、

それぞれの役割において

「自信をもってリード」できる部分を見つけ

とことん磨き上げてみて欲しいなと思います。