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古本屋ブックスパーチ | 鹿児島の古書店 | 古本の買取承ります

おさらい

2020.09.13 02:48

備忘録のために自店の営業の在り方についておさらいしておこうと思う。

新型コロナ流行以前の営業の理想は、店売りで家賃を賄い、ネット通販で生活費を稼ぐ、そしてイベント出店等で販売全般を伸ばすための資金をつくる、というものだった。

この3点をきちんとできていなかったし、今もできていないのが現状である。打開したい。

昨年末に古書組合に加入し、全国の古書店が出品しているサイトに出品できるようになった。おかげでこれまで店売りやイベント販売ではなかなか動かなかった商品が売れるようになった。組合加入と同時期に、イベント出店での売り上げを伸ばしたいと思い(伸び悩んでいたので)、什器を準備して少しでもディスプレイを改善できるようにし、4月から継続して出店できる予定だったイベントに備えていた。買取の窓口にもなるように出張買取のチラシを作った。

しかし、新型コロナウィルスの影響でイベント自体が開催が困難な状態になる。

実店舗への来客も減少し、今振り返るととても厳しい状況だったなと思う。

店の外にイベント出店用の什器を使用して均一棚を設置し、

以前よりも見栄えのいいディスプレイにした。

100円均一で試すが絵本以外は思うように売り上げが伸びない。

300円均一に切り替えたら反応がよく手ごたえを感じる。

新型コロナが少し落ち着いたのもあるが、今までちゃんと取り組めていなかった実店舗の売上強化をこの機会に行えた結果になったと思う。

買取も運のいいことにちょこちょこと入ってきて今は生きながらえている。

イベント出店は相変わらず行えない状況なので、イベント出店抜きにどれだけ実店舗とネットの売上を伸ばし、買取依頼を受けることができるかというのが今後の課題だ。

新型コロナの感染状況に左右されてしまうところはあるが、実店舗の売り上げを伸ばすのが結果的に買取をもらうチャンスにもあるので集中したいと考えている。

具体的な取り組みは、新刊の売上を伸ばすことだ。

新刊の売上が伸びれば古本の売上も同時に伸びるのは分かっている。

SNSや店内売り場でのPOP作りなど、人の目に止まるような工夫をしたい。

イベント売り上げを抜きにすれば、新型コロナ以前よりも改善している状態ではある。

引き続き頑張っていきたい。