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わかば通信

ヨコハマトリエンナーレ2011

2020.06.15 07:14

行ってきました!④

 現代美術の祭典「ヨコハマトリエンナーレ2011」に行って来ました。60人を超えるアーティストが参加している本展は横浜美術館、日本郵船海岸通倉庫の2つをメイン会場に開催されています。

  「現代アートは、どうも苦手…」正直、そんな印象を持っていたのですが、実際に行ってみてびっくり、実にオモシロいのです。

                   横浜美術館前に置かれた怪獣たち


  まず美術館。既存の作品に加え、ウーゴ・ロンディノーネの愛くるしい怪獣の像や、ほうきで足跡を掃く女性の映像(ミルチャ・カントル)など見応えのある内容に。オノ・ヨーコ、横尾忠則、荒木経惟の作品も。

           卵に光を当てると文字が浮かび上がってくる

 

 次に郵船海岸通倉庫へ。こちらは映像作品に加え、体験できる作品が数多くあり、美術館と比べ作品との距離が近い。なかでも面白かったのが、泉太郎の作品。身の回りにある物を使いユニークな実験をする映像作品で、ハンドソープだと思っていた物が、だんだん打楽器に見えてくるような、そんな自分の価値観がくつがえされるオモシロい混乱を味わえます。

          焼き印で文字が押された石けんで言葉を作る


2会場をつなぐ無料シャトルバスあり。開催は2011年11月06日(日)まで。

                                 (S)                     わかば通信4号(2011年9月10日号)より