ボルドー大学 留学体験記 Sciences Po
ボルドー大学シアンスポに留学していたRisaさんから留学体験記が届きました!
これから留学の学生さん、是非参考にしてください^^
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Risa 九州大学から交換留学 2019年9-12月 Sciences Po Bordeaux
シアンスポボルドー(ボルドー政治学院)で1セメスターの留学をしました。
秋学期だと授業が年内には終わるので、実質3か月半と短いです。
多くの日本人学生と同じくVillage 3に住みましたが、せっかくなので私からはシアンスポについて紹介しようと思います。
≪シアンスポ概要≫
シアンスポには学部1-3年生・修士4年生-の正規学生に加え、100人以上の留学生がいます。
留学生向けには英語とフランス語2つのコースがあり、私は英語コースEnglish trackに所属していました。ここでは基本的に講義は英語で開講され、他にフランス語の授業(レベルに応じて週1-2回)、希望者はFrench track向けのフランス語開講講義も取ることができます。
キャンパスは綺麗なのですが小さく、soirée(パーティー)等も少なくて、シアンスポ内だけでは「海外の学生生活!」という雰囲気はあまり味わえないかと思います。そんな中でも驚いたのは、サークルが休み時間に食べ物を販売している事!活動費を稼ぐためだそうで、別に料理部とかじゃなくても皆色々売っています。学内の売店はサンドイッチやサラダ中心で日本の学食ほど充実していないので、私はよくサークルの料理を買い学内のレンジで温めて食べていました(笑)。
≪Erasmixと留学生生活≫
シアンスポではErasmixという学生団体がバディ制度を運営していて、全員ではないのですがラッキーであればシアンスポ正規生のバディがついてくれます。私のバディは日本への留学経験者で、手続を手伝ってもらったり、日本食やラクレットパーティーをしたりしました。他にもErasmixが遠足やイベントを企画してくれるので、これらを通してボルドー周辺の観光をしつつ、留学生同士の仲を深めることができます。
≪講義について≫
シアンスポの講義は、グループディスカッションや町での散策をするものもあるようですが、日本と似て大部屋で先生の話を聞く形式が多かったです。留学らしくプレゼンやディスカッション能力を鍛えたい!という人にはあまり向いていないかもしれません。ですが色々なテーマの講義があり、私は専攻以外の分野へも関心を広げることができたので良かったと思っています。
フランス語の授業では、説明も全てフランス語で行われ、文法の確認をしつつフランス文化や社会について学びます。私はA2クラスで週2回、全員が発言をする賑やかな雰囲気のなか学ぶことができました。
成績評価は試験の科目とレポートの科目とあり、どちらも一通り復習すれば単位を取るのは難しくないはずです。
シアンスポの最大の魅力は、ボルドーの地に身を置いてフランス語も伸ばしつつ、英語で様々な分野を学べる事だと思います。また、ハイレベルな試験を通過しシアンスポで勉強している正規生との交流も刺激を与えてくれます。大学にシアンスポボルドーへの留学プログラムがある方は、ぜひ前向きに考えてみてください!
English track, French trackの学生一同、キャンパスにて
バディと日本食パーティー
Erasmixと留学生の遠足、ピラ砂丘にて