フェイさんと、コロナ自粛真っ只中に。
今春の4月18日に大阪の「周」にて、
フェイ・ターンさんと2人で演った
配信ライブはとても良かった。
コロナ緊急事態宣言が全国拡大されたのが、
16日だったからその2日後である。
予定通りならこの日から
チーム電波ツアーなのだったが、
状況を踏まえて、予定を延期。
熟慮を重ねに重ねて
大阪ライブだけを「初」の配信で、
2人で実行した。
その行きがけの新幹線の車両は
こんな状況だった。
広い車両にたった1人きり。
これには驚いた!
おまけに帰路も同様だったので、
JR東海はなんと無駄なことをしているのか、
とビックリした。
ダイヤは通常だったようだし、
雇用継続のためかもしれないし、
膨大な内部留保を切り崩して、
運行していると推測した。
こんな無駄なことが
平気でまかり通るのか、と
開いた口がふさがらなかった。
日本とは妙な国だ。
妙と言えばコロナである。
まず全世界的なパニックを引き起こしたこと
それがピークを過ぎたこと
さらに被害の大きい欧米に対し
アジア圏ではそれが少ないことなどの
事実は認める。
しかし僕はこれが、
インフルエンザなどを普通の風邪とするなら
それらと大差ないものだと捉えている。
だから恐れる気持ちにならない。
最初から今までそこはまったくかわらない。
「他人に移すのが怖い」にせよ、
「自分がかかるのが怖い」にせよ、
それはコロナが特別なウイルスだと
捉えているからであり、
「ではどこが特別なのか?」と訊かれて
答えられる人はいるのか?
この意味不在の、盲信ともいえる状況こそ、
コロナによるいちばんの「病」だ。
コロナを社会学的に考えれば、
人類世界がグローバルな交流をする
時代になったからこその現象である。
それは大航海時代に
南米に渡ったスペイン人たちが持ち込んだ
天然痘、ペスト、インフルエンザなどが、
それらの免疫をもたない先住民たちを
死に追いやった時代を想起させる。
人間が陸路を使わずに高速で移動して、
世界を巡るようになること。
人間の行動はウイルスの行動でもある。
生き残った人々は免疫を獲得する。
そういう意味において、
トランプ大統領がコロナを患うことは
ごく自然なことである。
多忙で様々な人と交流する立場は
一般人の想像を絶している。
まさかマスクをしないから罹患した、と
考えるなら、それは申し訳ないが
想像力がなさすぎる。
それよりも意味があることは、
トランプ大統領が「自分が罹患した」と
公式発表したことだ。
大統領はそれにより、
自分は元気、
コロナなど恐れるに足らない、
と世界に宣言しているのだから。
アメリカ大統領は誠に「攻め」である。
我が国とはまったく違う。
この点を見ずにして、
「トランプ大統領そら見たことか!」的な
発言をすると恥をかくことになる(笑)
ところで日本の内閣で、
コロナに罹患した人はいるのかな?
いないとしたら、それは不思議すぎる。
ハナシを元にもどす。
フェイさんとの「周」配信ライブは、
とても良かった。
それはライブハウスに誰もいなくても、
カメラの向こう側に、
みなさんがいることをイメージできた
ことに尽きる。
出来れば目の前に大きなスクリーンがあり、
そこにみなさんのコメントが現れれば、
もっとコミュニケーティブにできる。
この晩は周のご主人と3人で、
とても新鮮な体験ができた。
周のご主人は慎重に、
そしてオープンに相談に乗ってくださって、
とても心強かった。
そしてライブと音楽への
モチベーションの高さにおいて、
フェイさんは本当に凄い。
最高の同志たちとの一夜。
コロナ騒動はバカバカし過ぎるが、
それは人類のバカバカしさの顕在化に
他ならない。
この先、文明がさらに進めば、
こうしたバカバカしいことは
増えるだろう、と思う。
たとえば海外旅行に行く際には、
効力が長続きしないコロナワクチンを
それでも打たなければならない、とか。
ライブハウスに入るにも、
ワクチンが必要とか、悪夢みたい(^◇^;)
こんな未来は、
どうか妄想で終わってくれ。
この配信ライブ、
ここから試聴することができます。