変わり目は心身のメンテナンスを
こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。
東京アラートも解除され、先月と比べると各地でだいぶ人出が戻ってきたようです。
19日には、都道府県を越えた地域間の移動制限も解除される見通しだそうです。
一方で、東京では新規感染者数はまだ増減を続けており、依然として油断できない状況が続いています。
「新しい生活様式」を前提とした緊急事態宣言の解除でしたが、皆さんの生活はどのように変わったでしょうか?変わらなかったでしょうか?
今年の前半は、新型コロナウイルスの流行によって、世界中の人々が大きな生活の変化にさらされました。
新型コロナウイルスの流行前、感染拡大を食い止めるためのステイホーム推奨期間、そしてさまざまな制限が解除され「新しい生活様式」が求められている今と、日本でもこのたった数ヶ月の間に「良し」とされる在り方がころころと変わりました。
人によって、望ましい変化もあれば、望ましくない変化もあったと思います。
度重なる変化で、心身の負担を自覚されている方も少なくないかもしれません。
さらに、今はちょうど季節の変わり目でもあります。
本州のほとんどの地域で梅雨入りし、天気も気温も不安定な時期です。
梅雨時期の不安定な気候、そして梅雨明け後に高温・高湿度の日が続くようになると、身体的な負担やストレスを感じることも増えるでしょう。
心も身体もガクッときてしまう前に、変わり目のこの時期を大事に過ごすように心がけてみてください。
今の自分の身体の具合はどうなのか…
食欲はどうか、
睡眠はしっかりとれているか、
身体がだるかったり重かったりしないか、
痛むところはないか、
今の自分の心の具合はどうなのか…
億劫でやる気が出なかったり、気分が落ち込んだりしていないか、
逆にハイテンション過ぎたり、あれもこれもと動きすぎてはいないか、
なにかとイライラしたり、急に涙が出たり、感情の振れ幅が大きくなっていないか、
等々、お風呂に入っている時や寝る前に少し時間を取って、自分の心身の状態を丁寧に確認してみてください。
毎日時間を取ることが難しくても、一週間に一度程度でも重ねていくことで、わずかな変化から自分の状態を把握できるようになってきます。
「もしかして、少し無理をしている?」と気づけるようになると、どうしたら負担を緩和できるかを考え、行動することができるようになります。
新型コロナウイルスの流行でもたらされたさまざまな変化によって、ほとんどの人は何かしらの負担をすでにおってきていると思います。
今年の前半は、どんな人にとっても心身ともにストレスの大きい半年だったのではないかと思います。
できる限り自分自身を大事に丁寧にメンテナンスしながら、変わり目の時を過ごしていきたいですね。
あらあらかしこ