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Chie Koga Official Site

再開

2020.06.16 05:25

数日前の新聞の記事です。


舞台上で奏者はマスク着用、管楽器の方はプラスチック板を前において 演奏したようです。


お客様は 満席にするとくっつくので、予め人数を決め、そして隣同士座らせない。


だいたい、ホールのキャパシティの半分~1/3といったところでしょうか。


こういう形の演奏会は、主催者が奏者以外にいてプロモートしてくれないと 成り立ちません。 

 ホールの半分が満席認定ならば、狭いところなどでは とてもじゃないけど 諸経費すべてを賄えませんから。



私は演奏会のみで生活している音楽家ではないので 幾分気持ちを冷静に保ちながら 世の中の流れをみることが可能ですが、演奏のみのプロ活動している方は大変だと思います。


テレビで「このご時世に音楽が必要とされているのか悩んで 演奏会やるべきか躊躇します」という東日本大震災のときの番組を観ました。


私は その考えはおかしい、と思っている一人です。


私たちが奏でる音楽が、世の中の人に必要とされてるかなんて とてもおこがましくて言えません。

音楽によって救われてるのは、奏でている奏者その人なんです。

自分の生きている拠り所が、たまたまそこに存在する客席に座った方の心に響く、それが演奏会なんだと思います。



高みから与えているのではなく、一緒に泣き一緒に喜んでいる。


それが 音楽の存在意義ではないでしょうか。