江渡浩一郎さん/産業技術総合研究所主任研究員・メディアアーティスト
2020.06.16 08:19
Profile
COI構造化チームメンバー ∕ CREST領域アドバイザー ∕ SIP構造化チームメンバー ∕ ニコニコ学会β交流協会 会⻑ ∕ 情報処理学会会誌編集委員会 編集委員 ∕ つくば市文化芸術振興審議会 委員 ∕ 一般社団法人運動会協会 顧問
多くの人が同意しない未来を作る
「共創の場の仕組みづくり」 Wikipediaみたいな感じ様々な人が集まった創造の場を作るにはどうすれば良いか?→共創プラットフォーム研究を始める
利用者が何を欲しているかは利用者自身が一番よく知っている
→パターンランゲージにたどり着く。
結論:パターンランゲージが素晴らしかったから、アジャイル開発やウィキペディアが発展し、成功できた。
共創と協業は何が違うか?
協業は利益を分け合うことに主眼が置かれるが共創は共通の大きな目的(共通善)に向かって異質な才能が集結することに意義がある。
→共創は事前に「協調」せずに行動する。問題に取り組むために共通の統一したアプローチを設定しない。
サービスやモノそのものに「意味があるのか?」を考えるのではなく、それにどんな意味があるのかを共に考えていくことが重要である。