都内16キロサイクリング、あるいは予防思考。
すっかり自転車ライフが新しい生活様式となりまして、最近は有酸素運動としてサイクリングをしています。頻繁に乗るようになったので、自粛中に自分で油をさしたり、チェーンクリーナーで掃除をし、チェーンのカチャカチャする音も消えました。しかし10年もほぼベランダに置きっぱなしで、タイヤが劣化していないか気になっていました。
ある日、空気を入れてくれた自転車屋さんから、タイヤを変えたほうがいかもね、と一言アドバイスを受けたので、梅雨の中休みを見計らって8キロ先の自転車を買ったお店へ行くことにしたのです。私の中では自転車を預けて電車で帰るというプランです。
いつもゴール地点の銀座が中間地点になります。ひたすら昭和通りをまっすぐというわかりやすい道。たまに車道に自転車専用レーンの標識があるので、そこで時間を稼ぎます。広い車道のところではスピードを上げて、私も車の仲間入りのような気持ちになります。京橋を通り、やたらと長く感じた日本橋付近を通り、人通りのやや多い秋葉原を通り、御徒町に到着。50分で8キロ走行できました。
風のある夕方でしたので、疲れはなく爽快な気分で自転車屋へ。自転車屋のスタッフさんにタイヤを見てもらうと、「ヒビも入っていないし、大丈夫そうですが。ちょっと乗らしてもらえますか?」と。そして正常確定となりました。
「どういうときにタイヤを交換したほうがいいのですか?」と聞くと、「ヒビが入ったり、パンクしたときですよね」と。そりゃそうだ!(笑)私は「予防思考」なので、虫歯がなくても歯医者に行くみたいなところがあります。事故が起きる前にみてもらいたいのです。「それならよかったです」と言いつつ、腹筋50回を終えて「あと50回」と言われたような気持ちにもなりました。(笑)
途中、銀座三越のデパ地下でロールキャベツとパンを買い、帰りの8キロは余裕でした。合計16キロ走行。セルフメンテのお陰で、自転車の調子は買ったときと同レベルまで回復していたようですね。