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足元には草花のワンダーランド!

2020.06.17 07:25

(2020年5月14日分)

こんにちは、管理人のあそうです!

コロナ自粛中ですが、ゴールデンウィークも終わってお仕事始まった方も多そうですね。

でも子供たちにとっては、まだおうち時間が続きそうです。

そこで今日はお家の庭や近くの公園でも見られる、身近な草花をご紹介したいと思います!

「家の中で息が詰まりそう!」ってなったら、ちょっとお庭や公園を散歩して、足元の草花をじっくり見てみましょう♪

まずは私も大好きな花、『オオイヌノフグリ』です!

「あ、見たことある~!」という人も多いはず。

青い小さな花がかわいいですよね♪

そんな見た目とはウラハラに、名前の意味は「オスのわんちゃんの大事な部分」です…

この名前は、この植物の種の形が「それ」に似ていることから付けられたのだそう。

そろそろ種ができる時期だと思うので、よい子のみんなも探してみてね~!

そしてこちらは、『カラスノエンドウ』といいます。

名前の「カラス」は、種が真っ黒な色をしているからだそうです。

こちらもちょうど今、種が付いている時期なので探してみてください♪

そしてなんと、うちの庭にこんな珍しい花が!!

シロバナカラスノエンドウ』または『シロバナヤハズエンドウ』と呼ばれる、カラスノエンドウのシロバナ品種です。

普通のカラスノエンドウにまじって咲いていました…!

よく見てみると、うちの近所にはなぜかこの白花品種がチラホラ自生しているようです。

足元によく目を凝らしてみると、こんな発見もあるんですね♪

そしておなじみタンポポです!

こちらは在来種の『二ホンタンポポ』。

実はタンポポにもいくつか種類があって、もともと日本に生えている種類(在来種)と外国から入ってきてしまった種類(外来種)があります。

外来種と在来種のタンポポは、下の画像の〇の部分で見分けられます。

↑上の画像のように、在来種の『二ホンタンポポ』は、〇の部分(花の下のガクみたいな部分)が上を向いています。

↓一方、下の画像は外来種の『セイヨウタンポポ』で、〇の部分が反り返って下を向いているのがわかりますか?

このセイヨウタンポポもきれいなんですが、急速に増えてしまったため在来の植物たちのすみかを奪っている種と考えられています(環境省指定要注意外来生物)。

なので、うちの庭で二ホンタンポポの綿毛を吹いて「がんばれ~増えろ~」と応援してみました!増えるかな?


ちなみにタンポポに似てるけど違う植物もいっぱいあります!

茎の中が空洞で白い液体が出るのがタンポポです。

そしてこちらもおなじみ『シロツメクサ』です♪

こうして一面に咲いているところを見るとほっこりします~。

ミツバチも大喜びでした!

ピンクの花も咲いていました!『ムラサキツメクサ』です。

シロツメクサよりも背が高く、茎もしっかりしています。

デンマークの国花で、ヨーロッパではハーブとして有名なのだそう。

お家の庭など、除草剤やわんちゃんのおしっこスプラッシュの心配がない場所にはえているなら、一度試してみたいですね♪

ちょっと似ているけど、こちらは違う花。

「レンゲはちみつ」のイメージですが、植物界では『ゲンゲ』と呼びます。

昔は田畑の肥料にするために植えられていたそうで、今でも時々一面のゲンゲ畑を目にします。美しいし景色も見れて、作物もオーガニックで、みつばちも大喜びで、ステキな栽培方法ですよね~。

ツメクサつながりでもう一つ。

小さくて黄色いツメクサ?と思ったらそれは『コメツブツメクサ』です!

ミニサイズのツメクサみたいで、かわいいです♪


ちなみに今回紹介した4つのツメクサ似の植物はすべて「外来種」です。(オオイヌノフグリも)

こうしてあらめて見ると、日本の在来の草花ってほんと少なくなってるんだなぁ~と思います。

ということで、もっと在来種も紹介しましょう!

こちらは『ムラサキサギゴケ』。

日陰でムラサキのカーペットみたいに群生してたりします。

少し似ているこちらは『キランソウ』。

『地獄の窯の蓋』とも呼ばれます。

昔は薬草として名高い植物だったため、「地獄への窯にフタをしてしまう」万能薬ということでついた名なのだそう。

ハイキングコースにちょこんと生えてたりします。

そして私のお気に入りがコチラ!『ヒメハギ』です!

面白い花ですよね~!

なんかポケモンっぽい!!

里山の日当たりのいい場所なんかに生えている在来種です。


よく見ていないと「すみれかー」と見落としてしまうのですが、見れば見るほど面白い花なので、みなさんも探してみてはいかがでしょう?(4月くらいに咲いています!)

あそう