最初から「2期4年」の任期が決まっていた。
2020.07.22 09:20
三浦氏の新館長就任については、京都市や音芸財団の内部で特段の議論もなく、令和元年12月18日に正式決定していた。そして、その時点で、三浦氏の任期を「2期4年間」とすることが合意されていた。
音芸財団の規定では、ロームシアター京都の館長職の任期は「1期2年間」とされており、表向きには「再任は可能」と説明していたが、実際には「再任ありき」だったのである。
なぜ京都市は、館長としての実績が何もない段階で、三浦氏に「2期4年間」の任期を約束していたのか。