狐忠信。
こんばんは。
今日は湿度が低く爽やかでした。
もったいないのでお買い物がてら散歩をしました。
急きょ頼まれた家仕事があり、
午後は久しぶりに集中した時間を過ごしました。
そしてまた家話(笑)
やっぱり猿之助さんの笑顔は元気でます。
観ていたら亀治郎の会のパンフレットを読みたくなりました。
’四の切’が上演された2010年の第8回です。
いつかのトークショーで聞いた、
おもだか屋と言えば、四の切、黒塚、スーパー歌舞伎。
猿之助さんが四の切を初めて上演したのがこの第8回でした。
「いつか僕はああなるの」
三代目の狐忠信の宙乗りを見て幼い頃に言った言葉。
有名なエピソードです。
’ああなる’と言い切った日が現実になる日でした。
観ることができるのが嬉しくて嬉しくて。
前の年くらいからお家芸を演じるようになったので、
一つ一つにワクワクしていました。
ご本人も’初めて演じる気がしなかった’と言っていますが、
観ていた私も’ホントに初めてなの??’と思ったくらい。
何だろう。。とっても自然だったのです。
狐が自然って可笑しいんだけど(笑)
子狐になってからの可愛らしさ、動きの軽さ、素早さ。
その純心さにキュンとなりました。
その前に音羽屋型の狐忠信を観ていたこともあり、
スピーディでアクロバティックなことにびっくりしました。
何より亀治郎さんがとても生き生きして眩しかったです。
とても興奮しました。
その翌年2011年5月に初めて本興行でかかり、明治座で上演。
この年の1月に三代目から猿之助の名跡を継いでほしいと言われています。
今思えば、この時ご本人には、
四代目としての新たな道が見えていたのですね。
だからかはわかりませんが、
亀会で観た時と各段に進化していたのを覚えています。
否定されてしまうと思いますが(笑)
その二回の公演ともに義経を演じているのが幸四郎さん。
当時は染五郎さんでした。
家話で四の切の話をしてくださり嬉しかったです。
幸四郎さんにとっても思い出になっているのかと。
猿之助さんは怪我から舞台復帰後、
まだ演じていません。
かかる時は完全復帰になると思っています。
その日を夢みて。
そろそろ狐忠信に会いたくなってきました。
aya。