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阿賀黎明高校魅力化プロジェクト

学びを楽しむための3つのコツ

2020.06.18 11:15

こんばんは!!スタッフの及川です!!

本日は生徒とのコミュニケーションで印象に残っていることです。

今日は2年生2名と数学の宿題を一緒にしました。


今日、彼ら2人が話していたのを隣で聞いていたのですが、このやり取りの中に

学びを楽しむコツが3つあったように思えました。


彼らはb/a=d/cのとき(a-c)/(b-d)=2bd/(ad+bc)を証明する問題をしていました。

彼らは既習事項であることもあってすぐに問題自体は解けていました。


ただ、彼らが普通の高校生より学びを楽しんでいたと感じたのはここからでした。

S君 「逆にしてみよう!!」

ここから二人は先ほど解いた証明の命題を入れ替えて問題を解き始めたのです。

※上の問題で言うと、(a-c)/(b-d)=2bd/(ad+bc)のときb/a=d/cの証明

すると二人は言います。「数学って楽しいよね」


この事例から分かる学びを楽しむ3つのコツです。


1遊ぶ 2誰かと一緒にやる 3共有する 


1遊ぶ

彼らは与えられた問いを逆にしてやってみる。など彼らが独自で考えて且つ楽しんでやっていました。みんなで何をやるかを決めて一緒にやる。遊ぶ時とまるで同じでした。

与えられた中で工夫して自分たちで遊ぶようにやるという事はすごく大事だなと見ていて感じました。


2誰かと一緒にやる

彼らは二人で取り組んでいました。1人でやっているわけじゃないというのがかなり大きいと感じました。隣で同じ問いに向かっているからこそ先に謎を解きたいという想いが出てくる。最初は先に謎を解きたいという想いが問題に没入していくとだんだんその問題自体への好奇心が増す。その証拠に生徒は最初はお互いにどこまで進んだかを確認し合っていたのが、だんだん言葉少なに問題に取り組むようになりました。最初の楽しむきっかけは一緒にやる誰かの存在がとても大きいことを彼らが教えてくれました。


3共有する

二人で取り組んでいっていると一人が「楽しいよな」ともう一人に声を掛けました。

すると、もう一人が「だよね」と返します。

自分の感情をシェアするやりとりははとても大事だなと思います。一人の感情のシェアから共感が生まれることがあります。共感は仲間意識を生み、集団としての良い意味での行動を生みます。今回は楽しいという気持ちに共感が起き、「楽しい」という動機づけがされていました。


我々も彼らのやりとりから日々学ぶことが多いです。

大人の日々も常に学び!!彼らの日々を自分たちの学びにつなげていきます!!


追記 ちなみに僕は生徒に聞かれて教えられなかったのが悔しくて簿記3級を11月受験するために勉強を始めました!!(/・ω・)/