【楽曲紹介】先生のはげあたま~
こんにちは、だんちょーです。
以前の記事で「サッカーによせて」はピアノ伴奏ある方が好きという話をしましたので、今回はそちらが収録されている曲集をば!
楽曲データ
◆混声合唱組曲 地平線のかなたへ
谷川俊太郎/詩 木下牧子/曲
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思い出のエピソード
こちら、コルカメの第1回ミニコンサートで演奏した組曲で、団としては初めて1冊の曲集全てを演奏いたしました。またミニコンをやるのは大変だからちょっとためらいもあるけれど、"組曲を演奏する"という骨太な取り組みは魅力があります^^
さて、この組曲のトップバッターを飾るのは「春に」です。こちらは合唱に親しみのない方でも聞いたことのある曲かもしれません。中学校の国語の教科書などに詩が載っていることも多く、「先生が授業で合唱版を聞かせてくれた」という話も!また、「合唱コンクールで聞いたことある」という方も多いかもしれませんね。私自身も、「中学校で他のクラスが歌ってたなぁ」というクチです(笑)
2曲目はだんちょーが大好きな「サッカーによせて」です。前奏の"てててーーん、ててててんてーん"を聴くだけで元気が出ます(つ、伝われ...)。"泥にまみれろ 汗にまみれろ"という歌詞は、なんだか熱血教師の出てくるドラマのセリフのようで特に好きなフレーズです^^
因みに、熱血教師といえば仲間由紀恵さんか佐藤隆太さんだと思います。
ちゃんと音楽の話もします
そして(ひとつ飛んで)4曲目、だんちょーの10余年の合唱人生の中でも指折りのお気に入りソングが「卒業式」です。曲冒頭のしっとりとした雰囲気は、それこそまさに厳かな卒業式の雰囲気そのまま!そして、式が終わり一歩体育館の外に出れば...「やっほーい!卒業だーーー!!」と、ヤンチャな男子学生が学ランを空高くポーンと脱ぎ捨てるのが目に浮かぶかのような軽快な伴奏♪ さながら"ドラクエでバザーがひらかれている街のBGM"という感じです(笑) "先生の はっげっあたっま~♪"とか歌っちゃうしね、なおさらね(笑)
さて、終曲は「ネロ 愛された小さな犬に」です。私は曲集が手元に来るといつも最初に後ろの方にある詩のページから目を通すのですが、ビビッときましたね、「これ、難しいパターンだ」と。
この嫌な予感は見事的中しまして、いやー何とまぁ、とにかく私にとっては歌いづらい曲でした。そこまで耳も良い訳ではないし、楽典にも詳しい訳ではないので、常に「今歌ってる音合ってる?え!?ここ本当にこの和音で合ってる??」の連続でした...^^;
シャープもフラットもつかないハ長調の曲のはずなのになんだかずーっと臨時記号ばかりだし、転調してないはずなのにまるで転調したかのようにガラッと曲の雰囲気が変わるし、他のパート聞く余裕もないし...^^; 木下牧子さんの言う「詩の内容に伴って変化する音楽の表情」をつかもうと、とにかく必死でした。今の若者ことばで言う「ぴえん」状態。
ちなみに、インスタコードを紹介した時に「相当凝った作りの現代曲」という表現をしましたが、この時頭に浮かんでいたのはこの曲です...。
今、改めてこの曲を見ると当時とは全然違うことに気づいたり、思ったり、分かったりするものですから、またやってみるのもアリかなぁ。。
最後に一言
絶対やらない。
※次回の更新は7/18(土)13:00を予定しています。