丹波・俊彦窯さんへ
2020.06.19 01:41
丹波の俊彦窯さんには、6~7年前に丹波焼窯元めぐりをしているときに出会いました。
一目見て、これは!!とときめいた俊彦さんの器たち。
ほれぼれするほど美しい形、白・黒を中心とした渋い色合いで、使えば使うほど味が出て、愛着も増します。
丹波立杭焼は、日本六古窯のひとつに数えられます。
なかでも清水俊彦さんは、丹波焼の800年続く伝統と技術を受け継ぐ数少ない職人さん。
仙人のようなたたずまいで、工房でいつも黙々と仕事をされています。
作業中の背中が見えます。遠すぎました・・・。
釉薬掛けの作業をされています。
少しお話もさせていただきました。
工房のなかにつばめの巣が三つあって、子どもが巣立つたびに新しい夫婦がやってくる。今は五組目のつばめが子育て中だよ、と、奥さまも交えてユーモラスに教えてくださいました。
その優しい眼差し・・・。
気迫溢れるその仕事ぶりとは裏腹に、
ほんわかした雰囲気のご夫婦に癒されました。
登り窯やガス窯も見学。
想像以上に広い工房。
入口に並んでいるのは黒の釉薬がかけられ、
焼成をまつたくさんの器たち。
ありがたいことに、貴重な作品をたくさんお預かりしました。
いまは我が家のタンスで眠っておりますが、
近い日に、皆様にご覧いただける日を夢見て・・・・。