刻印について
こんにちは🌤
京都店のやまだです。
最近ご注文いただいた指輪に刻印を打つ機会が増えたので
今日は刻印についての記事を書こうと思います。
長い文章ですがお付き合いいただけたら嬉しいです🌸
刻印とは、よく指輪の内側など
に打ち込んである文字や記号のことです💍
「FROM イニシャル」「イニシャル&イニシャル」
などカップル、家族、仲良しの友人同士の定番のイニシャル刻印や、
「I LOVE YOU」「HAVE A NICE DAY」
などのメッセージの刻印など色々見かけます💌
刻印には昔ながらの手打ちの刻印と、レーザー彫刻とあります。
近年では3D CADで造形するときにデータ上で刻印と同じように
あらかじめ文字を入れて作る...なんてことも出来ます🖥
時代が移り変わる中、itoawareでは手打ちでの刻印をしています✍
レーザーでの彫刻やCADデータで作成された刻印は
使うフォント(文字の種類)の選べる幅が広がったり、文字の深さや並びが均等で
ほしい所に素早くきれいな刻印を入れることが出来ます。
便利で時間もかからない、とても魅力的な響きです⏰
一方、手打ちの刻印は1文字ずつ職人が手で打ち込んでいきます🔨
打つために使う道具は、様々な重さの木槌や金槌など職人の好みによってまちまち
刻印を打つ時にリングを固定する台も市販されているものから職人が自分で作ったものまで
そして、1文字ずつ打っていくので上下左右均等な幅で文字が並ぶように、
すべての文字が同じ深さで入るよう同じ力加減で打っていく・・・
しかも失敗して磨き直しになると指輪のサイズが大きくなってしまうため
ほとんど一発勝負なので打つ文字が増えるほど
職人の時間と集中力と精神力がかかります💭
途方も無い時間をかけてたくさん数をこなして
ようやく1人前と呼ばれる刻印が打てるようになるくらいで、
刻印のみに特化したプロの職人さんもいます✏
ではなぜ手打ちの刻印にこだわるのか?
それは手で打ったからこそ出る文字の温かみです🌼
「え?左右上下均等にきれいに打てたなら機械の刻印と同じじゃない?」
と思う方も少なくないと思いますが、一見同じ見た目でも
手で打つことで職人の思いがこもってにじみ出るものがあります✳
刻印に限らず、指輪自体の形も機械で制作したものと
すべて手作りしたものにも同じことが言えます。
手作りの持つ不思議な力だな〜と思います🌱
ちなみにitoaware京都店で扱っている刻印は、
・大文字のアルファベット(ABC...)
・数字(123...)
・to
・&
の4種類の中からお選びいただけます。
(※10金、18金の場合は証明としてK10、K18の刻印が入ります)
料金体系は5文字ごとに1000円(+tax)なので、
・1〜5文字→1000円(+tax)
・6〜10文字→2000円(+tax)...
といった形になります。
刻印のプロの方々に比べたらまだまだ経験は浅いですが、
少しでもきれいに打てるよう日々刻印の練習もしています⚒
ぜひ記念日や旅の思い出にいかがでしょうか?🌻
・
・
・
・
・
最後までお読みいただきありがとうございました。
やまだでした🐈