年歳と共に落ちにくくなるお腹の脂肪…、メタボや内臓脂肪が気になったら、効果的なのは筋トレ? 有酸素運動?
お腹の脂肪が気になるミドルエイジの皆さん、年齢と共に痩せにくくなったと感じることありませんか?
先日も、50代の知人から、
「お腹まわりの脂肪と弛みが気になるんだけど、有酸素運動は面倒臭い」
「筋トレなら出来そうなんだけど、筋トレって内臓脂肪に効果ある?」
という質問を受けました。
メタボや生活習慣病の大敵である “内臓脂肪”って、年齢とともに落ちにくくなりますよね~(笑)
内臓脂肪を落とすには「食事療法と運動」が必要だと言われますが、皆さんはどんな食事療法や運動を実践なさってますか?
脂肪を効率的に燃焼するのは、やっぱり有酸素運動!?
しかし、運動ってホント面倒ですよね~!
内臓脂肪を溜め込んでしまった方の中には、運動はあまり好きじゃない、面倒臭い、時間が無い…などと言って、長く運動から遠ざかっていた方も多いのではないでしょうか?
そんな状態の方が運動をしようとすると、何となく手っ取り早いことから始めようと思うのが心情でしょうか?(笑)
そう考えると腹筋や腕立て伏せなどの筋トレは、簡単に始められるものも多いですし、見た目にも身体が引き締まりそうだし、一見とても合理的に見えますよね!
しかし運動にはエネルギーの代謝の経路というものがあって、残念ながら筋トレは脂肪を主要エネルギーにはしていないのです!
筋量が増えれば、全体のエネルギー代謝が上がって脂肪を燃焼しやすい身体になるかもしれませんが、今ついてる脂肪を落とすには燃焼率が低いのです!
ということで…、面倒かもしれませんが、まずは有酸素運動と食事療法から始めるほうが効率的だと思います!(^^)b
筋トレには「アンチエイジング」に効果あり!!
脂肪を効率的に燃焼するには有酸素運動が適切だと申し上げましたが、 筋肉を鍛えることはロコモ予防になるだけでなく、筋肉に負荷をかけることで成長ホルモンの分泌を促すとも言われています。
筋肉量が増えると ”体を支える力” がついて良い姿勢が保たれ、身体に張りができるのでアンチエイジング効果も大いに期待できますよね!(^O^)v
また、筋肉はエネルギー代謝の要です!
筋肉量が増えることで基礎代謝が上がり、リバウンドしにくい体質づくりにも役立ちます。
ですから、ご自身の体力に合わせて軽いウォーキングなどから始め、目的や目標に応じて筋トレやその他のエクササイズを組み合わせていくのがオススメです。
それからもう一つ!
ミドルエイジ以上の皆さまが運動をする際に大切なのは、「筋肉と関節の柔軟性」です!
凝固まった筋肉では代謝は上がりませんし、ケガや故障のリスクも高くなってしまいます!
長く運動不足が続き、座りっぱなしのデスクワークで固まった膝や股関節では、たとえ軽いウォーキングでも関節に大きな負担となることも少なくありません!
運動不足や体力の衰えを感じている方は、“歩くための準備運動” もお忘れなく!
特に強度の高い運動をする前後には、筋肉と関節を緩めるエクササイズも併せて行いましょう!
ミドルエイジのダイエットは、健康と安全が第一なのです! (^^)b