オプトロンフィルターの紹介と各種フィルター実写比較
三朝高原で各種フィルターの実写テストができましたので紹介させていただきます。まず今回購入したオプトロンのフィルターを紹介します。オプトロンは台湾のメーカーです。
Clear Focasingは透明なフィルターで、オプトロンから他に出ているHαやSⅡ等のナローバンドの色の濃いフィルターと同じ厚みで作ってありピント合わせを容易にする為に作られた製品で、今回はフィルターなしに相当する画像を撮影しています。
Moon & Skyglowは軽度な光害カットで先日紹介したφ77mmの広角レンズにも使えるオプトロンClear Sky Filterと同じ透過特性のフィルターです。フィルターなしの画像と比べてバックの色調が補正されて赤や青の星雲のコントラストや色調も良くなり大変使い易いフィルターです。私はこのフィルターをベースに撮影し、さらに他のコントラストの高いフィルターの画像を加えて仕上げることが多いです。
CLSやUHCはアストロノミックのフィルターに類似した星雲のコントラスト向上に非常に効果のあるフィルターです。
いずれも安価でお財布にやさしいので、使ってみられることをお奨めします。
実際に購入したサイトを紹介します。シュミットアウトレットが売り切れの場合は通常品を購入して下さい。
Clear Focasing
Moon & Skyglow
CLS
https://www.amazon.co.jp/OPTOLONG-CLS-%E5%A4%A9%E4%BD%93%E8%A6%B3%E6%B8%AC-%E6%92%AE%E5%BD%B1%E7%94%A8%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC-50-8mm/dp/B0824RC5YC/ref=sr_1_5?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=2TISO450WNMNE&dchild=1&keywords=optolong&qid=1592794652&sprefix=OPTOLONG%2Caps%2C290&sr=8-5
UHC
次に透過特性の比較です。IDASやComet BPと比較してみました。
次は実際にM8,20を撮影した画像を紹介します。IDASの定番フィルターと比較しました。すべてJpeg撮って出しの1枚画像です。
次回は北アメリカ星雲などの実写比較画像を紹介する予定です。お楽しみに。(松本 博久)