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tayutauao

2月12日、茜色の夕日

2020.02.11 15:00

おばあちゃんとおじいちゃんとカニ鍋を食べようとしていたら

NHKでフジファブリックの特集が始まって、茜色の夕日や若者のすべてが流れ出す。

ぼろぼろと泣きながらお鍋をつついた。みんなは笑っていてわたしだけ泣いていた。


憧れているものがある、と私は言った。

でもあこがれってなんだろうなとも思う。

こうしたい、あれがやりたいという目先のことではなかった。

宇宙とか世界とか、もっと果ての話。

ずっとそういうことに心を燃やしていた。


ふれられないもの

どうどう巡りになってしまうこと

永遠に続いていきそうな空の移りゆくさま

あなたとわたしが出会って別れていくそのこと


こころがいっぱいだった。

今なんでもないといえることでこころがいっぱいだった。

でも胸がキュンとすることがある。

まだ、線香花火の火種は落ちてはいない。

そういう風に苦しくない涙を流しながら思った。