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子どもはかがみ

2020.06.24 02:35

こんにちは

魂のメンター 多紀理久美子です。




子を授かった喜びも束の間、、子育てはなかなか思うようになりません。

ええ、思うようにならないのです。わたしたちが何もかも人のいうなりになれないように。



子育ては命のボランティア。



ここに、ひとりの若いお母様がおられます。ひとりの人を育てるだけでも大変なのに、一度におふたりを育てておられます。



アドバイスはいろいろあれど、わたしはまず、お母様とお父様に金メダルをかけてあげたいのです。幼い命を守るその頑張りに全力で拍手喝采を送りたいのです。




メンタリングのご感想です;

—-

こんにちは。

先日はありがとうございました^ ^

あれからずっと思い返しては考えていました。

考えれば考えるほどに、あれ?そのあとたぎりさんは何と言っていたっけな…?

と忘れていく不思議…😓

あまり難しく深く考え込まずに目の前を見なさいと言われているかのようです。

今回は子どものことを特にお聞きしたく、リピートでセッションをお願いしました^ ^


◯◯さん、本当に毎日よく頑張っていますね

と暖かいお言葉を頂いても

そうなのかなあ…頑張ってるのかなあ…

怒れて本当によかったですよ

と言っていただいても

小さい子どもにあんな怒り方してしまって私は本当に最低だからなあ…

と、あの日は特に落ち込みすぎて全く素直に受け取ることができなかった私です。


過去の自分を「あの時頑張っていたな」と認めることはできるのに、

今現在の自分を認めてあげることが

本当に苦手です。


娘が幼稚園に行き始め、さっそくぶち当たったトイレ問題。

今までずっと娘の意思と自分の意思を通して

「彼女たちのタイミングを待つ。無理矢理には絶対にさせない」と決めていましたが

入園した途端、頑張って入園までにおむつ外しといた方がよかったんじゃないか?

と焦りと不安が溢れでました。


それは子どものためではなく、

私自身が先生に何か言われるのも嫌だし、うちの子だけ=私だけ という感覚になってしまい、その状況が私にとってはものすごく怖いのです。

(中略**)


嘘をつかない。誰かのせいにしない。誤魔化さない。それは絶対!と思って、もう決めました。日々、めちゃくちゃ意識しています。笑


昨日の幼稚園の遅刻も、ママ友にどうしたのー?と聞かれてつい、「娘が朝ご機嫌悪くて〜」なんて言いそうになりました。笑

確かに娘もご機嫌悪かったですが、

誰よりもご機嫌が悪かったのはこの私です。

1時間遅刻してでも時間と心のゆとりが欲しかったのは私です。

「私、疲れてたの。だから今朝はゆっくりして行ったんだよー」と言いました。


今日ピンときたのですが

双子育児でトイレのことまで必死になっていたら

それこそ頑張りすぎて振り切れてしまって

私の命も娘の命も危うかったかもしれないと思いました。

**

「全部◯◯さんですよ」のお言葉がたった今腑に落ちました。

本当にありがとうございました^ ^


-——

ご感想をありがとうございました。実はこれ以外にもたくさん素晴らしいご感想をいただいています。たくさんの気づきを得て、ほどけていかれる様子が本当に嬉しいです。


誰よりもご機嫌が悪かったのはこの私です。
1時間遅刻してでも時間と心のゆとりが欲しかったのは私です。
「私、疲れてたの。だから今朝はゆっくりして行ったんだよー」と言いました。

本当に自分に正直でまっすぐなクライアント様。。

目の前のことを、わたしは〜を主語にして考えていくコツを掴まれたようです。これこそ、自分の気持ちを自分が一番わかってあげる方法ですね。そして、これがうしろと繋がるコツでもあります。



過去の自分を「あの時頑張っていたな」と認めることはできるのに、
今現在の自分を認めてあげることが本当に苦手です。

過去の自分を認められるのは、今が幸せな証拠です。今が苦しいだけならば過去は後悔そのものでしかありません。。今のあなたは、あの時のわたしの思いに気づき、癒せる自分になったということですね。それを知ることが、今の自分を認めることです。

子育て、というのはある意味、自分との信頼関係構築の道のりです。

時間をかけて子どもとの信頼関係を築いていきながら、実は自分との信頼関係を築いていく過程。

「子育て」のところに、ほかにもいろいろ当てはまります。会社運営であったり、友人関係、教育、技術を伝える、後輩を育てる、接客業、隣近所との付き合い、、ひとと接するとき、必ず自分と向き合う機会がもたらされます。



あなたならどんな人を信頼できますか?



わたしは、思いことば行動がずれていない人、不器用でも率直でわかりやすいひと。心の扉を開けて見せ合えるひと。と、答えるでしょうか。。


現世に生まれ幼いうちは、使うことばの種類が限られていますが、その分感性が研ぎ澄まされています。大人がごまかそうとしても、魂レベルで察知しています。年齢があがってくると、気づかぬフリをして気遣ってくれたりします。


幼い子どもと信頼関係を築いていくとき、一番大事なのは、守れる範囲の約束をすること。こんなことぐらいと大したことないだろうと、小さな約束を破らないこと。

それから、ありがとう、嬉しいよ、ごめんね、悲しいね、とことばにして伝えること。大人が、ことば、行動、気持ちを一致させる姿をみせること。


毎日のことですから、半分から8割はできたとか、、ゆるくでいいと思います。

ただ、子育てに限らず、どんな事業にも8割の力ではダメな時、という信頼を築く大事な局面があります。ここぞ、というとき100%、120%の底力を見せないといけない時があるのです。


万一のときは、ひとになんと言われようがわたしだけは子どもの味方になる。。この約束はなんとしてもやり遂げてみせる、というタイミングが。。

このタイミングは、子どもとの信頼関係が出来上がるにつれ、自ずとわかってくることです。呼吸があってくるというのでしょうか。



子育てにうまいもへたもありません。ただやる。とにかく食べさせる、寝かせる、遊ばせる。その繰り返しです。体力勝負です。


普通で単純でつまらないですか?

わたしは、普通、無事=奇跡ととらえます。


何事もなかった。今日も美味しいご飯をいただけた、お風呂に入れた、今夜も家族の寝息が聞こえる。これだけでもう最高だと思います。


こころがくじけたら一休みしてまた立ち上がりましょう。

ひとりじゃないから大丈夫。いつもサポートが入っています。あなたにも、子どもたちにも。誰にでも。。。


花が咲くとき、その開く速度はひとの目ではわかりません。知らない間に咲き誇っています。子どもさんはあなたがそばにいてくれるだけで、愛という太陽をたっぷり浴びて成長しています。見た目に変化がみられなくても、毎瞬変化し続けています。あなたも子どもも。




子どもはかがみ。


大人のかがみ。








Thank you for reading my blog.



Sofie KT.