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仕事で大切にしているのは何時(過去・現在・未来)ですか?成長が速い人と遅い人の違い

2021.10.14 09:15

何を大切にして働いているかは人によって違いますが

どの「時点」を見て仕事をしているかは働き方によく現れます。


仕事では目標を立てることが大切!

目標を持っている人は成長が速い!


仕事においては成長を求められますが

何に向けて仕事をしている人が成長をし易いのでしょうか?


よく職場にいる「昔はこうだった」「昔は良かった」といつも言っていて

かなり前の実績を自慢げに話してくる人は

過去を見て仕事をしています。


指示を聞かなかったりしっかりと仕事をしないで「昔は〜」と始まってしまうのはその典型ですね。

改善や進歩がなくて

すごかったという過去から今の自分の優位性を守ろうとします。


他によくいるタイプで

なんでも人のせいにして必ず「誰か」を悪者にして目立たせる人は

その瞬間を守るためにそのような方法で仕事上の立場を守ります。


必ず誰かの責任にして自分の中で消化をすることで今を保つので

横や上は見ていても前は見ていません。


誰かの機嫌をとることだけに注力している人も同様で、適応はしますが「何かを自分一人でやる」ことは苦手でしょう。 


単純な話で

ミスをしたり失敗からから学んだ反省を活かしてもっと良くしてこうと自分で思わない限り工夫とか改善しないため成長はしませんよね。

その起点がないわけです。


機嫌を取るのが上手くなったり

誰かの責任にすることで逃げ方が上手くなっても

仕事が直接上達したりどこの環境でも活かせるスキルが身につくわけではありません。


自分で考えて判断をしてやってきたなとわかる人は実績とプロセスの中身が定量的で具体的です。

定量的だから具体的だとも言えます。


そうではなく「なんとなく」そういったモノを得てしまうと、結局何かあったときに何も出来ずに外では評価をされません。


どのように?を現在に合わせられるから凄くて

過去凄かったからイコールで今も凄いとは言えません。


組み立てたわけではなくそこに居た、運も実力と言いますが

努力の先にある運は実力あってということで

中身なく得た結果は成長がもたらしたものではないのかなと思います。


では、先を見ている人はどんな人なのか?

目の前のことは先に待っているビジョンへの過程であって

将来に向けて常に準備をしながら仕事をしています。


いくつかのパターンを想定したり、リスクを避けるために必要な情報を準備したり、逆算してスケジュールを立てたりと

やることは盛り沢山ですが「どうなるか」というシナリオをある程度理解した上で行動ができるので


共通して余裕があります。


いつでもなんでもすぐできるという時間の余裕ではなくて

どんな事態にも対応出来る自信からくる余裕です。


想定して進めているから想定外の出来事もあるわけで、物事を組み立てて考えられるからこそ

何も考えずにやるよりも「頻度の少ない」想定外の出来事にも臨機応変に対応ができます。


自分で想定をして進めているので

自己責任で動いており

だからこそ想定の中で

誰かの責任にはせずに自分の準備や対応に課題を見つけます。


もっと質を上げたり良くしないと目指す先が実現出来ないために、自分自身で出来ることを増やす必要があるとわかっているからです。


判断をするには経験や情報が必要で

それらがあるから先を見据えて行動も出来ます。

そのような実績があるから「想定」の範囲も広がって想定外に振り回されることも少なくなります。


その場その場でやっつけ仕事をしてしまうと

必ず後で補填をしなければいけないタイミングが来ます。

以前はこうだったとやらないと前には進めません。

毎年やらないといけない仕事だとしたら

スムーズに進められるかは現在の自分の仕事で左右しますし

現時点で苦労をしているなら過去の自分の仕事に原因があります。


過去の実績にすがっていても今とは状況が違うし未来はもっと変わってくるので

同じやり方が常に求められるわけではなく時代に合わせていく必要があること

人のせいにしても誰もついて来ないし自分の力も伸びないこと

それらを知っているから自分を伸ばすために何が必要かを理解しているんですよね。


もちろん、完全に他人に責任がある場合で必要がある場合は自分の出来たことを考えた上で

キャリアに傷をつけないために事実をハッキリさせるという手段も必要だから取ります。


自分自身のメンタルを保つためにそのような方法を個人的にすることだって、自己理解した上では必要です。


ただ、先を見ていることで「何をしていくべきか?何をする必要があるか?」と成長に必要な情報を集めるキッカケが多くなり

実際に見つけられる場面も多いので大切なんです。


あまり成長が出来ずになんとなく今だけを意識しまっていたり

過去だけにとらわれてしまって踏み込めない場合は

先を見る意識をしてみること

形から余裕を持って視野を広くしてみること

まずはそれから始めてみても良いかもしれません。


前を見るというと目標をイメージすると思いますが

大きな目標を持てとよく言います。

目の前の小さな目標も大事です。


目の前の小さな目標が積み重なって大きな目標にたどり着けますが

そもそもの大きな目標がないと

どの方向に小さな目標を積み上げていっていいかわかりません。


大きければ大きいほど歩幅が大きくなり

自分で求める質も「本気で目指すのであれば」到達させるために必然的に高くなります。

困ってしまう場合は「目標」は一つだと思ってしまっているからで

どちらが良いという話ではなく

同じ線の上にはありますが別のものなんです。


どこを見てるか何を見ているかも人それぞれです。

同じように会社もそれぞれで

だから判断のスピード感も違うし相性があります。


どのような姿勢が今の環境で大切なのか?

求められるものはどんなものなのか?

本当の意味での自分の頑張りと実績を評価してくれるのか?

そういった部分から働きやすさであったり居心地の良い環境を見つける参考にしてみてください。


一緒に働く人と合わないと思った場合もその人だけではなくあなたの価値観が職場のそれと合わない可能性があります。


結果が出た人が評価をされますが

結果を出せるような状況に至るまでは過程が異なります。


そのような視点から求められている思考性が自分の仕事の進め方や見ている「時点」と異なるのであれば、合う環境を探してみるのも一つの選択肢です。