200621 久喜漁港斜面にカモシカ~水量不足の長内川支流⁉
21日㊐県道268号で久喜・三崎漁港~小袖・久慈海岸を抜け市街地に戻りました。
昨年10月台風19号豪雨で花崗岩斜面の崩落した久喜漁港北斜面は、復旧工事が始まっていました。
若い釣人に「これからだね~」と声掛けして、屋形定置の詰め所まで来たら土石流堰堤下で何かが動いている。
よく見ると「カモシッカ君」でした!例によって、しばらくこちらを見ては移動し、また止まってを繰返しながら赤松のそばを東の林の中に抜けていったようです!
今年4月は、野田村で野ウサギ・テンを見ましたが、今日は初カモですね!
カモシカ、ヤギ類は足場の殆どない断崖の岩場など好んで?ご登場のようです!
久喜漁港から県道268を海成段丘上に駆け上がり、東へ抜け斜面を下り三崎漁港に出ると、一帯は酸性火山岩地帯、デイサイトや流紋岩などで構成されるようですが、素人目には区別がなかなか~眼が点です!
この辺りは、漁港から別方面に抜けるすべが無く~つまり戻るしかないのですが、釣人は3人、5人と三々五々集まってくるようです!
漁港周辺の岩石を確認し、帰りは近くの鉄製階段を昇る「みちのく潮風トレイル」の市道とクロスする周辺を確かめながら、小袖経由で市街地に戻りました。
その足で、長内川支流域に抜け川又川など水の流れを見たら水量が通常の半分ぐらい、今冬の積雪が極端に少なく、4月からの数ヵ月も平均気温高く降雨量も不足していたのでしょうか?
少しは、まとまった湿りが欲しいですね!
土石流斜面を降り横切ってゆくカモシカ!
昨年10月の台風19号雨で風化した花崗岩斜面が崩落~ただ今修復工事中!
野田漁港北側の白っぽい火山灰層に続く右手~やや黒っぽい礫岩層上の土砂崩落は、大部分が流されたようです。波の勢いが強く、円礫がかなり岸に押されています。
*結構な傾斜です(笑)
三崎漁港南側の緑がかった火成岩
ツリガネニンジ?
漁港南~この先は海が迫り断崖に阻まれます!高潮・高波時は危険!
ハマエンドウか?
北側はこんな感じです。
正面は小袖地区の浜~手前と景観がだいぶ違います!崩落部分の先が「湯香の浜」?冷泉が出たと言います。
段丘面への途中~小袖方向に向かう「潮風トレイル」ルート
この辺は歩きやすいようです!ヤブじゃなくて好かった(笑)
夕暮れ時の長内川水系・川又川の流れ~水量はいつもの半分くらいでしょうか?
緑がかった岩は、板状に剥がれる節理があります。火成岩?高温高圧の変成岩?