広島から聞こえた平和の詩
2016.05.27 15:10
オバマ大統領が広島を訪問されましたね。
オバマ大統領は言いました。
世界はこの広島によって一変しました。しかし今日、広島の子供達は平和な日々を生きています。なんと貴重なことでしょうか。この生活は、守る価値があります。それを全ての子供達に広げていく必要があります。この未来こそ、私たちが選択する未来です。未来において広島と長崎は、核戦争の夜明けではなく、私たちの道義的な目覚めの地として知られることでしょう。
僕も広島には何度か行ったことがあります。
野球を見に行くことが多いのですが。。
でも、資料館や原爆ドームが放つ圧倒的なメッセージは、
見る度にえぐられるような胸の痛みを感じます。
想像もできないような苦しみ。
一瞬で消えた、すべて。
続いてく悪夢。
消えない、悲しみ。
人が人に与えた痛み。
オバマ大統領は言います。
アメリカという国の物語は、簡単な言葉で始まります。すべての人類は平等である。そして、生まれもった権利がある。生命の自由、幸福を希求する権利です。しかし、それを現実のものとするのはアメリカ国内であっても、アメリカ人であっても決して簡単ではありません。
しかしその物語は、真実であるということが非常に重要です。努力を怠ってはならない理想であり、すべての国に必要なものです。すべての人がやっていくべきことです。すべての人命は、かけがえのないものです。私たちは「一つの家族の一部である」という考え方です。これこそが、私たちが伝えていかなくてはならない物語です。
すごく馬鹿げた、
すごく幼稚な言葉で紡ぐとすれば、
ただただ単純な疑問は、
みんな仲良くできないのかなぁ、ということ。
そりゃ好き嫌いはあるし、合う合わないって仕方ないけど、
それはすごく難しいことなのかもしれないけれど、
誰だって痛いのや悲しいのは嫌なはずだから。
手を取り合ったり、認め合ったりするのは難しくても、
団結して一緒の方向を向くことが難しくても、
一緒に歌ったり、一緒に喜んだりはできないものかなぁ。
私たちは一つの大きな家族なのに。
いつかそんな日が来ることを願って、
きっと、大人たちは子どもたちに未来を託すのですね。
本日がそのまた一つの新しいスタートとなるような、
そんな歴史的な一日だったように感じました。
生徒たちにも、ちゃんと読んで欲しいスピーチです。
最後もオバマ大統領の一言を。
私たち人類は、過去で過ちを犯しましたが、その過去から学ぶことができます。選択をすることができます。子供達に対して、別の道もあるのだと語ることができます。
それこそが、学ぶことの意味でもある。
本日もHOMEにお越し頂きありがとうございます。
色んな事があるけれど、最後はやっぱりハッピーエンドがいいですよね。