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ポムグラニット

この世の素晴らしい景色を見るために

2020.06.25 03:45

槍ヶ岳(撮:HISAO)

こころのファシリテーター キタハタトモエです。


朝、会社へ行った夫から送られてきました。

これを読みながらぐっとくるものがありました。


今年は、山で出会う人と話ができないのかなぁ。距離をおいてだもんね、、

と、ちょっと寂しい気持ちになってます。


私達夫婦は、山登りをします。

「山登りするって達成感ですか?」と、聞かれることがほとんどですが、達成感はあまりありません。


じゃ、なんで登っているのかというと「そこに山があるから」と、よくある答えになります(笑)

全く達成感がないのかというとそうでもないのですが、それよりもなによりも、山の上から見る景色を見たくて、道中の景色を見たくて登っています。


この世にこんなに素晴らしい景色があったんだ。

こんなに清々しい空気があったのか。


これです(笑)


私は高山病にもなるし、夫は一昨年熱中症みたいになるし、膝や腰も痛いし、痛みと戦いながら下山します。誰も助けてくれません。一緒に上っている夫ですら、自分のことで精一杯なので、自分の面倒は自分で見るが鉄則です。

無理なら登山をしてはいけません。


さんざんなことも多々味わっていますが、それでも「行きたい」と、思ってしまいます。

想像すると悪いことや、めんどくさいことや、辛いことがフラッシュバックしてきます。

あーーーーーー、、、それでも行くか。それでもです。

夜明け前 涸沢

頂上の景色の美しいこと。

ここでしか見られない景色。

雲海に沈む夕日 槍ヶ岳より


これね、ビジネスと同じ感覚(笑)

やりたいことがあるからやる。


登りたいから登る。

同じ感覚ですね(笑)


やりたいことをやった先に見える景色があります。


ビジネスコンサルをやっていて、またいろんなセミナーに参加してても、学んでも怖くて動けない人はいます。


やり方知ってるんです。

山で言うと登り方知ってる、地図も持ってる、準備万端。

後は、歩くだけの状態で「イヤ、高山病になるかも」「怪我するかも」って心配して動かないのと同じ。


高山病になるよ。ケガもするよ。

フツーだよ。


でも、私、高山病になったから、どのへんで危険なのか知ってます(笑)

前日からお酒飲まないことや、良く睡眠をとってから登ること、ちゃんと肺で息すること。(長年のクセで、腹式呼吸にすぐ切り替わってしまちゃうみたいですww)

これを意識してたらなりにくいです。ゼロではありません。

山小屋の人もなる時にはなるらしい。

だから、それを怖がっていたら一生、山のふもとでリュック背負って山を下から眺めているのと同じ。



山のふもともいいけどね。

でも、私は上の景色が見たい。

上から見える空の景色。下を見るんじゃないのよ。

雲の上、雲の上の太陽、照らされる山。

ここでしか見れない景色がある。



やりたいのかやりたくないのか。

登りたいのか登りたくないのか。

どっちでも選べるよ。


歩き出すだけだよ。

誰でもできるんですよ。

歩くだけだから。

小さな1つ、1つ、行動としてやっていくだけです。


その歩いている先に、奇跡ともいえる引き寄せがあるだけです。