集団登下校は安全?危ない? vol.25
2020.06.27 03:45
学校再開から約1か月。コロナ禍での学校生活も、徐々に以前の姿を取り戻しつつあるようです。集団登下校の実施・非実施は学校により様々ですが、今後、参加されるお子様も出てくるのではないでしょうか。
集団登下校は、一般的に子どもの安全確保に役立つとされている一方で、集団登下校ならではの注意点もあります。
保護者の皆さん、お子さんが集団登下校に加わる際には、改めて、次のことを教えてあげてください。
・ 上級生など、集団のリーダーがいる場合は、リーダーの言うことを聞きましょう。
・ 集合場所までの危ない場所を、おうちの人と一緒に確認して覚えましょう。
・ 集合時間に遅れて一人になってしまったり、おうちに帰るのは一人というときも、必ず決められた通学路を通りましょう。
・ 集合場所で散らばって遊んだり、登下校中にふざけあって列が乱れたり、おしゃべりに夢中になってクルマを見落としたりしないよう、今まで覚えたマナーを守りましょう。
以前とは異なる環境で、新たに教え、学ぶこともたくさんありますが、これらを守ることで、一層の安全確保につながります。お子さんにやさしく寄り添い、教え、幼い命を守っていただけることを願っています。
また、ドライバーの皆さん!様々なニュースを通じてご記憶の方も多いと思いますが、集団登下校中の子どもたちの列にクルマが突っ込むなど、悲惨な事故は後を絶ちません。遺族の方々は、何年経っても傷が癒えることはないでしょう。
加えて、子どもたちに全く非のないケースも多く見られます。ましてや、相手は子どもです。いくら交通安全を呼び掛けても、どうしても歩行マナーが乱れてしまうことはあると思います。特にスクールゾーンでの飛び出しや横断地点では注意が必要です。