6月21日(土)オンライン稽古日誌
どもども。斎田東亜です。
先週に引き続きコロナでオンライン稽古です。
世間では第2波云々がささやかれていますが、第1波乗り切ったんですから大丈夫ですよ!!やることやって、これからも頑張りましょう!!
と、ポジティブバイブレーションを一発注入💉して、今日の稽古の模様をお届けします!!
今日の稽古メニューは以下のラインナップです。
①表情グラデーション
②ワーク「人物・状況設定をして会話をつくってみよう」
③公開戯曲を使用してのワーク
稽古1つ目、「表情グラデーション」
決められた感情の表情にレベルを付けて徐々に表情表現を強くしていく稽古です。
・お題1つ目「おののき」
2枚目のあきちゃんが皆からギャグ路線って言われちゃいましたね(笑)
でも、あきちゃんの振り切ったギャグ路線も今後見てみたいな!!
最後の真くん、目でつぶることで恐怖を表現したわけですが、そんなことより…
超カワイイ💛💛💛
ホント、少女漫画から飛び出したキャラですよ。アオハライドとかの世界ですよ。
・お題2つ目「ときめき」
4枚目までは良かったんですが、5枚目のキムくんどうした!!
口角下がってて何か怖いぞ(笑)
で、軌道修正できるかの6枚目だったんですが…
あきちゃんどうした!?
ギャグ路線に本格転向か???
いやー、これ面白いんだけどさ、この顔は本人の狙い通りだったのかな?
なんか放送事故っぽいぞ(笑)
稽古2つ目、ワーク「人物・状況設定をして会話をつくってみよう」
これは、過去にやったことのないお初の稽古ですね。
ワクワク😊
まずは、内容の説明です。
以下の会話をご覧ください。
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A「今度の休み、どこかに旅行に行きませんか?」
B「いいですね。どこに行きましょうか?」
A「箱根はどうですか?」
B「はい、そうしましょう。」
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そして、次にこの会話を使った3つの設定の違う例を紹介します。
例1 付き合って3年くらいの若いカップル、彼氏の部屋にて。
例2 付き合いたての初々しいカップル、デート先の公園にて。
例3 結婚して長い夫婦。キッチンとダイニングにて。
相手に伝える内容を変えなければ、設定に合わせて表現、言い回しは変えても良いルールなんですが、要は、設定が違うと演じる時のニュアンスが違ってくるんです。
「例1 付き合って3年くらいの若いカップル、彼氏の部屋にて。」の場合は
→
付き合って3年なので、ドキドキ感はそんなにない感じ。
「例2 付き合いたての初々しいカップル、デート先の公園にて。」の場合は
→
付き合いたてなので、目を合わさずに恥ずかしそうな感じ。
「例3 結婚して長い夫婦。キッチンとダイニングにて。」の場合は
→
結婚して長いので、突然の誘いでビックリしつつ、まんざらでもない感じ。
と三者三様な感じです。
以上が前置きの説明で、次がいよいよ今回のお題の発表です。
パンッ!!
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A「明日の打ち合わせ、中止になりました」
B「はい、わかりました」
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なるほど!!
打ち合わせって何?とか、どんな状況?とか、二人の関係は?とか色んな設定が考えられますよね。
つうか「打ち合わせ」って言葉が仕事のイメージなんで、頭がそこから離れられないなぁ~
2人1組なのでチーム決めの結果、
・山ちゃん&なるさん
・あきちゃん&キムくん
・さきちゃん&真くん
・東亜&ボブさん
となりました。
7分ほど設定決めの打ち合わせ時間を取ってから発表タイムです。
・・・(只今、発表中)・・・
全チーム終了!!
終わってみての結論から言うと、やっぱり皆仕事の一場面という感じでしたね。
でも、同僚的な横の関係や上司や社長などの上下の関係やADと役者という斜めの関係とか色んなバリエーションに富んでいたのではないでしょうか?
僕はボブさんと組んだんですけど、設定内容の詳細を詰め切れなくって後半かみ合ってない感がでちゃいました。
いつも思うのが、設定決めの打ち合わせタイムが効果的に使えてないんですよね。
今回、ボブさんは一歩引いて僕のサポートに回ってくれたんですけど、僕が悩む時間でほとんど時間を使っていた気がします。
何か面白いことをやってやろうと思いすぎるのが良くないのかな?
普通の日常で生じる普通の感情を演じれば良いんだよね?
多分…
と、自己解決したところで、次の稽古に進みます。
稽古3つ目、「公開戯曲を使用してのワーク」
以前の稽古から断続的に続けている劇団アマヤドリさんの公開戯曲「まだ、わかんないの。」を使用したワークです。
いつもシーンごとに配役を入れ替えて読み合せをするのですが、今回は読み合わせはほとんどできなくて、「まだ、わかんないの。」のタイトルの意味についての考察が話題の中心となりました。
タイトルって重要ですよね。
そのものズバリのものもあれば、一見して、何を言いたいのかがわからないのもあれば…
この戯曲は、作者の広田さんが「指針」として戯曲の頭に書いているように、震災の当事者でない人の“もやっ”とした感じを出発点とした戯曲であるんで、タイトルもあえて捉えどころがない感じにしてる気がします。
うちの主宰のボブさんは広田さんの理路整然としたところをすごく尊敬しているのですが、こうした15ページほどの小品だとしても、筋を通そうとする隙のなさを感じちゃいます。
皆さんも興味があれば、劇団アマヤドリさんのホームページから見てみてください!!
こんなところで、今日の稽古は終了です!!
いや~、4月4日から始まったオンラインでの稽古ですが、僕が担当する日誌としては初めてオンライン稽古のことを書いたわけですが…
改めてオンライン稽古に馴染んでいる自分を発見🔍しました。
それって、大げさに言えば、コロナに負けずに何かを始めた人間がそれに打ち勝って新しい日常を勝ち取った事実を証明しているんじゃないかって…
ちょっとだけ誇らしい気持ちになりました😌
これからも暫くはTeam909ではオンライン稽古を続けるんですが、どんな状況でも稽古を続ける限りはこうして日誌で報告させていただくので、もしよろしければこれからも見てくださいね!!