原因を探しまくると言う悲劇
2020.06.26 04:25
イワギキョウ(撮:HISAO)
こころのファシリテーター モニター受講中の 植田翔子さんからご感想をいただきました。
彼女もいろんなカウンセリングを受け、また、心理学を学んできた一人です。
これで、合っているの? こんなのでいいの??
正解なんかどこにもないのに、正解を掘り当てなくちゃいけないという、苦しみでもありました。
それは、私がずっと、『掘り下げた先に答えがある』と思っていたから。
私は迷子になった。
だからずっと、いろんなことがしっくりこなかったんです。
掘り当てた気がするのに、何かがずれている気がする。
どこかで聞いてきた答えを、書いているだけな気がする。
そんな私を救い上げてくれたのは、トモエさんの 『掘り下げないでいいんだよ』 の一言でした。
ここに書いてあるように、今の問題の原因を突き止めるために深堀りをしていく。
過去に経験した、似たようなことと紐づけていく。
と、言うことは心理学ではよくあることです。
ですが、これをすることによって迷子になる人が多いことをセッションする中でずっと思っていました。
そして、この原因であってますか?と聞かれる。
聞くってことは、本人としては、ずれてるから確認をしたいだけね。
でも、私の中には答えがありません。
どんなに求められてもないものはない。確認されてもない。
非情だと思いますか?
わけのわからない答えをあげるほうが非情です。
あなたの中にしか答えはないのです。
答えがほしいのに原因を求めて探しまくる。原因がわかれば答えが出て来て解決すると思ってるからね。
その解決策ですら、こころのファシリテーターからすると、提案でしかないのです。
はい。
やってもやらなくてもいい。
お尻を蹴っ飛ばしません(笑)
泣いて、ダダこねて、立ち上がる気力もない子供を、むりやり立たせて、手を引いて歩かせるなんてできません。
こんなに労力のいることなんてできません。できませーーーーん!!(笑)
でもね、やりたい!変えたい!と、思ってくれたら、スタコラ一人で歩くんですよ。
蹴っ飛ばさなくても、追い込まなくても、煽らなくても、見守るだけで♡
自分のペースで歩けるようになる。
だから、変化のスピードが早いのです。
本当に迷子になってた翔子さん。
しかし、あっという間に質問がなくなりました(笑)
自分で答がわかり、同時に解決策が出て、行動を自分で選べる。
自立です。
自分軸の確立です。
頼もしい!
これからの彼女の活躍も楽しみです。