新種のインパクト〜AP.sp."マラヴィーリャ"
アピストの入荷がある1週間は楽しい!浮上予定のアピストとか一瞬飛んでます。特に見たことない種類というのは激アツ。まさかこのシーズンオフ&コロナ影響下で来るとは。
今週来たブラジルから新種!「AP.sp."マラヴィーリャ"」、水槽ないのにさらに墓穴掘る入荷。。。しかも高っけ〜。でもブラジルの新種というのが凄い。コロンビア、ペルーならまだしも、まだまだブラジルに見たことないアピストがいるというのは浪漫がある。
水槽がないのでロートカイルF1水槽にドボンしました。まだサイズ的に小さいので当て馬というよりタンクメイト的に。とりあえず温度合わせを慎重に。
オス個体。8cmぐらい。背鰭長いなぁ〜とは思いましたが、この後に想像を超えてきた。
メスは5cmぐらい。こいつはメスで間違いないと思う。大きさの割に背鰭は普通だし、黄色の発色。
とにかくビビりです。ミラー仕掛けて遠目から観察しようと思ったのですが。。。なかなか出てこないと思ったら。
ブラインタイムしていたら、ミラーに反応している彼を目撃。そろりそろりと近づきパシャパシャを狙います。
そしたら背鰭がヤバイぐらい高く長かった。
なんか凄いの来ちゃったとテンション上がります。稀な昂りでした。
初見はリオマモレとかトリファみたいな感じかなぁ〜っと思ったのですが、よくよく見てみると、全く違いました。
まずは背鰭。高さもさながら少しなびくような伸び方、うちにいるアピストだとジュタイのようなカール系。8本目ぐらいまではピンピンで、後半はメガプテラのように意外と揃ってます。ちなみにPHはこれだけ背鰭伸びるってことは、低い環境なら鰭が溶けそうだし、なんとなくそんなにPHが低い川ではないだろうとPH5.0〜5.5ぐらいかなぁ〜っと。
鰭も色付きが良く結構長く伸びています。
写真ではわかりにくいですが、ギビバンドが結構わかりやすくでますね。
そして一番ビックリしたのが尾鰭。ん?これスペードテールじゃねぇ〜の?っとあと一言でスペードになりそう。尾鰭のオレンジは、個体差がかなりでるようです。全てオレンジから、全くオレンジに入らないやつとかいるみたい。
写真だと伝わりにくいですが、とにかくインパクトがある。最初見た時、ペルーかコロンビアのアピストのように見えましたが、まさかこんなアピストがブラジルから来るとは。
ちなみにコロナの前の採取ではなく、アフターコロナに新採取地に取りにいったらしいです。結構入荷もあったみたいだし、1ペアだけだったらわかりまんが、まとまって入荷されたということは、種としてまとまっていたんでしょうね。
ドボン直後ぐらいの撮影なので、これから色がどんか感じで落ちつくのか楽しみでしょうがない。引き続き追っかけ取材していきます!