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*今日から使える寿司ネタBlog*

干瓢(カンピョウ)って?

2023.03.13 10:27

鮨屋のネタの中で

干瓢巻きを好む方は意外と多い。

干瓢巻きは「海苔巻き」や「鉄砲巻き」

と、呼ぶことも鮨屋ではたまにある。


鉄砲巻きは干瓢巻きにわさびを入れた

細巻きの一種で、昔の人は鉄砲巻きと

呼ぶことが多い。


鉄砲の砲身に似ていることが由来している。


ちなみに、

そんな干瓢が何からできているかを

ご存知の方は意外と少ない。


結論から言うと、

干瓢はユウガオの果実(ふくべ)を

紐状に剥いて乾燥させた食品のこと。


名前の由来は、

ふくべ=【瓢】を【干】す(乾燥)から、

干瓢と呼ばれるようになった。


干瓢の生産数日本一は栃木県。

日本で生産する98%は栃木県と言われ、

圧倒的な生産量を誇る。


また、干瓢は6月〜7月を一番成り干瓢。

8月を過ぎると二番成り干瓢と呼ばれ、

一番成り干瓢は新干瓢とも言われており、

柔らかいのが特徴。


なので、

干瓢というのは季節によって状態が変わり、

一番外側の部分か一番内側の部分か、

ユウガオは場所によっても硬さが違う。


つまり仕込みには一層神経が必要で、

茹で加減、揉み具合など決まったものがなく

お店によって特徴が出るのが干瓢の面白いところ。


ではまた(^^♪