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青木ゼミver2

駒大うろこ話 #1 『知っているようで実は知らない!コロナ後の社会変化!オンライン社会・授業のこれからがわかる』Part3

2020.06.27 07:40


こんにちは、PAOstudioの宇都宮です。


Part2では現在のコロナの対応や具体的に活用しているツールなどをお伺いしました。

最後のPart3では未来についてお話についてです!



withコロナまたはアフターコロナとして今後社会はどのような形で発展していくと考えていますか?また新しい大学のあり方をどのように模索していきますか?


吉田先生「ハイブリッドしかないかな、と思っています。つまり、リアルとオンラインのハイブリッドです。今まで学校に行ってたものが極端に言えば一歩も出ず、家でできる物もあり、通学時間もかかりません。こんなに便利になると、もう元には戻れないですよね。

もちろん、デメリットもあります。友人と話せない、サークルでも集まれない、図書館も使えないし、弊害はたくさんあります。でも、どっちがいいかな?って考えますよね?でも選べない。だから、ハイブリッドにするしかないと思っています。教室に集まりたい人はリアルに集まり講義を受けることが出来る。どうしても(精神面などで)オンラインで受けなければならないってひとはオンラインで講義を受けることが出来る。現在だと、命がけで電車に乗り、外に出て授業を受けなくてもいいです。いつ落ち着くかはわからないけれど、リアルもオンラインもどちらもいい面があるので、どっちか選べはできません。ハイブリッドとなると授業する人は(準備や対応で)大変になりますが…サークルについても(ハイブリッドに)合わなくちゃいけないこともあります。でも事務的なものはオンラインで出来たりします。両方の良い面を取り入れて、ハイブリッドにするしかないと思っています。」


青木先生「私は実際に、社会がどんな風に変わったか、4月下旬にアンケートを取りました。結果、大体7割ぐらいが一瞬にしてデジタルトランスフォーメーションしたと回答しました。情報センターとしても一つ一つ考えてはいても、組織的に進められなかったことがいっぱいあったのに、驚きなぐらい進みました。これから大学としてもどう構えるか、コロナがある限りは分散だけれど、コロナが終われば、文科省も大学も普通に戻るのか?どうなのか?というところを考えなければなりません。

企業はもう以前のような生活には戻りません。なぜなら、利益集団だから効率がいいことを考えます。わざわざお金や時間を使い今後移動する意味はあるのか?企業によっては異なるでしょうが…

地域に注目しても面白いですね。大都市では7、8割がオンラインやテレワークになっています。しかし、2割程度は普通に出勤していました。また東京都と地方の状況では異なるところもあります。いままで都市集中が続いてたけど、本来は自律分散型社会なのに、なぜか人間の暮らしだけはより都市化が進むという情報システムとは真逆の生活を人は今まで歩んでいます。しかし、今回半分ぐらいが少なくとも地方に分散するんじゃないか、地域循環型の経済もあるんじゃないか、と反応しています。

また、この環境でどうにかやらなきゃ!って考えを持つことは大事ですよね。例えば、ほとんどの音楽のアーティストはライブが出来ないと諦めていました。しかし、オンラインライブを行い対応するアーティストもいます。この環境でどのようにビジネスを構築するかが、経営学者としては興味深いです。学生にはこういうことを、逆にオンラインで課外的な活動をどうやって再現できるかを考えていただきたいです。

いいですか、ただ単に被害を受けた、って傍観して暇だな、バイトもないな、テレビでもみるか…っていう生活じゃなくて、やっぱりこの状況を今の皆さんが主体的にどのように変えていくか。状況はみんな一緒。それをどうやって変えていくか、まさにチャンスです!すごい面白い時代を皆さん生きています。新しいビジネス生まれますよ、これから。そういう中で駒大生はコミュニケーションとりながらいろんな知恵を引っ張り出しながら、みんなが新しい社会を作ってくれたら面白いんじゃないか期待をしています。」



---二人の先生に今回はオンラインに関して社会や授業からお話を伺いました!

 普段聞くことが出来ない知識や今後の展望など盛りだくさんの1時間を過ごすことが出来ました。

また、駒大生限定で今回のセッション動画を公開する予定もあります!ここでは書ききれなかった質疑応答などもありますので、ぜひご覧ください!!


次回は経営学部・市場戦略学科の中野香織先生のマーケティング・コミュニケーションについてのお話を頂く予定です!開催日時につきましては、7月24日18時を予定しています。

皆様とまた会えるのを心よりお待ちしております!