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Oimachi Act./おい街アクト

【BYRDS=BY+RDS今でもバーズが好きですが・・・。vol.8】

2020.06.28 03:00

アメリカで一番のグループになった

バーズのラスト・アルバム

「ファザー・ア・ロング」は、

ロジャー・マッギンの音楽人生の

新たなる挑戦のための総括でもあった。



ロジャー・マッギンは

クラレンス・ホワイトのことについて

このように語っている。

「彼には独自のスタイルがあり、それは彼がそれまでに聞いた音楽をすべて統合したもので、それに彼はストリング・ベンダーがあったので、多くのスチール・ギター風のリックを挿入することができた」。


さらに

「彼の最も偉大なことは、あいまいで弱々しい音を出したり、弾きそこなったりしたことが一度もない。彼は常に単刀直入に突進していた」と。


「タイトルのないアルバム」の

ニューヨークのコンサートで

録音されたライブ演奏の中で、

「ナッシュビル・ウェスト」の素晴らしいカントリースタイルの

インストゥルメンタルは、生き生きとした創意工夫があふれた演奏で、

クラレンス・ホワイトが

亡くなって50年近くたった今でも、

彼の計り知れない才能を聴くことができる。

アルバム「ロデオの恋人」の

実験的創作から得られた、

アメリカにある大きな音楽の世界、

カントリー音楽に根ざした

ブルース、R&B、

ヴディ・ガスリー、

ボブ・ディラン、

オーティス・レディングなどの

音楽の世界があるという教訓、

古いもの、新しいもの、

借りたもの、そしてブルース・・・。


「クラレンス・ホワイトはそんなすべてを音楽にしていた」と語っている。


<バーズの後期のアルバムから>

「バードマニア」は

多忙な中でのレコーディング。

ツアーに明け暮れていた時期に、

かろうじて作ることの出来たアルバム。

解散を前にもう一度、

メンバーはバーズとしての

プライドと質の高い音楽を世に示すために

「ファザー・ア・ロング」を創作する。


一週間足らずで録音を終えた

このアルバムには、

バーズのメンバー以外は誰

一人として関わっていない。

まるで魔法のように

スピーディーにレコーディングが進み、

録音がライブの音のように収録された。

ドラマーのジーン・パーソンズは

「ファザー・ア・ロング」について語っている。


「スタジオ録音にして最高のライブの音に近い出来。朝、ロジャーが起きて歌を書き、歌詞を書き。皆が編曲して録音した。すべてがあるべき通りに収まった」と。

こうしてバーズは解散していった。


①バードマニア


②ストレイト・フォー・ザ・サン/ラジオ放送用ライブ音源


③ファザー・ア・ロング