ちいさなものがたり

体験授業

2020.06.27 13:03

コロナショック醒めやらぬ中、

新学期が始まる。


展示の予定が軒並み中止となったため

途方にくれていたけれど、

何もしないのもあれなんで。


考えてみればこんな時期に自分の

講義をもてるというのは本当に

幸せなことだと改めて思う。


ヒトにモノを教えると言うのは

何年経っても慣れるものではないけれど

製作の対外活動としても重要な事だし

何しろ各々の感性に触れるというのは

知らず知らずのうちに勉強になるものだ。


今日は中学生対象の体験授業という事で

緊張もあったけれど

卒業生の教え子の手伝いもあって

(本当にありがとうございました😊)

だいぶほぐれた授業が出来たかなと。


まあ通常のレッスンとは勝手が違うとは

いっても来て頂いた子が楽しんで

くれていればそれに尽きるわけで。


そもそも絵の上手い下手なんて

自分で決めるもんでもない。


ましてや他人に決め付けられる

筋合いもない。


各々の個性がそのヒトにとっての

巧さなのであって、技術的な問題とは

本来違う世界なのだ。


と、僕は思う。


教える、というより

恥ずかしがらずに自分のやりたい事を

表現できる手伝いが出来たらなと

常々思うのであります。