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Step By Step Aroma & Fascia

Common Point 2

2020.06.28 01:50

 自律神経について少し載せましたがその続編として、今回は自律訓練法についてです。

 これは、ドイツの精神科医 J.H.Schultz氏による背景公式と第1公式〜第6公式の合計7つの公式からなる方法です。第2公式まで練習することができるとリラックス効果が得られやすいとのことです。精神、心療内科の領域でもあり心臓、呼吸器、消化器、脳に疾患のある場合は、行なうべきではないとされています。治療目的や第3公式以降であれば、医師・専門家の指導下で行うことが好ましいです。ここでは、リラクセーションを目指すため(行い易くするため)に第2公式までと消去動作までをやっていきます(^ ^)。

 まずは、静かで落ち着ける快適な場所で実施します。衣服はゆったりめで、体を締め付けるもの(時計やベルトなど)は、外します。目を閉じ、背もたれのある椅子に座るまたは、仰向けで寝てできるだけ力が抜ける姿勢をとることが大事です。

 次に、背景公式で「気持ちがとても落ち着いている」と心の中で繰り返し唱え気持ちを落ち着かせます。

 出来たら、第1公式(手足が重い)です。ここでは、右手を利き手にします。「右手が重い」と心の中で唱え繰り返し感じとれると次には、「左手も重い」と感じ、「右足も重い」、「左足も重い」という順序で行います。また、「両手が重い」、「両足が重い」と感じとれるよう練習します。慣れてくると重みを感じれますが人それぞれの感じ方があるため慌てず力を抜いて練習して下さいね(^ ^)。

 そして、第2公式(手足が温かい)です。引き続き右手を利き手で進めます。「右手が温かい」と心の中で繰り返し唱え感じていきます。先程同様「左手が、右足が、左足が、」「両手が、両足が、」と順に行います。慣れてくると自然に手足の温度を感じとれるとの事です。

 最後に消去動作です(目覚め)。両手の開閉運動(グーパー)、両肘の屈伸運動(エイエイオー)、大きく背伸び、深呼吸をし目を開けます(^ ^)。

1回につき、5分までを目安に1日2〜3回がいいと言われています。