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STRAY★SURF BLOG

STACEY WAVE SLAVE リッター数の話

2020.06.28 02:13

STACEY  WAVE SLAVE モデル

5'11" × 19 7/8" × 2 3/8" 31.3CL

for  NAOTO



NAOTOさんのスノーボードのアマライダーとしてシーズン中は映像撮りなど

各地のゲレンデで精力的に活動されていますが

オフシーズンにとサーフィンを始められました。

うちでファースボードをオーダーいただきまして、よりサーフィン熱が高まり

2シーズン目にしてはやくも2本目のボードをオーダーいただきましたのがこのWAVE SLAVEモデルになります。


1本目のボードはLSDのTEXモデル 5'8" 36L でした。

このボードの乗っていた期間の変化と感想をもとに、全体的にワイドなTEXからスタンダードな

アウトラインに近づけ、オールラウンドに使用できる事と上達された分、パフォーマンス性を取り入れようと

WAVE SLAVEモデルにしました。



背が高いので大きめのWAVE SLAVEですが、1本目からの乗り換えをよりスムーズにするため

また乗り換え時にありがちな、今まで覚えた事がボードを変えてから出来なくなってしまった

なんて事のないようにこのようなサイズのボリューム数値にしました。


ボードの体積を数値にするリッターの表記が、長さ、幅、厚さの3サイズと同様に

扱われるようになりました。

これはすごくボードを選ぶ、またオーダーする際にとても有効な数値と思います。


ただ国内のボードシェーパーやボードカンパニーの1部の人はこの「リッター数」について否定的な人もいますね。

私はとても画期的かつむしろ3サイズ同様に重要な数値と思います。

おそらく否定的な意見の人は、リッター数だけでボードを選ぶ人が増えたり、リッター数がボードの特性の

大部分を決めてしまうような事はないんだと言いたいのかなと思います。

もちろんその意見は私もよくわかります。

浮力が強いボードよりも浮力は弱いけどよく走るボードもあります。


ただリッター数値は私にとってボードのオーダーを受注する際にとても重要で

リッター表記がどのブランドでもされていない20年前から、ボードをオーダーする時

例えば、今使っているボードの浮力が100だとしたら、これからオーダーするボードの浮力は

どのくらいがいい?95くらい?110くらい?とほぼ必ずお客さんに聞いていました。


当時このオーダー受注方法はほとんどよそのショップさんでは行われていないみたいで

開業前のショップ店長時代から私が受けたボードオーダーのお客さんからとても喜ばれ

今だから言えますが、はずれのないボードオーダーの軸を確率したといってもいいくらいの私オリジナルなオーダー受注方法の主軸な作業でした。


この方法は誰に教わった訳でもなく、かつて自分がアマライダーとして比較的自由にシェーパーに直接

ボードをオーダーできるようになった時、ボードをオーダーする際に確実に自分の意見やリクエストを

伝えるために取っていた伝達方法の1つでした。

ショップでオーダーするとほとんどの場合、オーダーを受けた担当者や店長の言葉にリクエストが変わってしまいます。

ショップの意向はだいたいがニューモデルでその人だけの個人的リクエストは細かく反映してくれない

時代でもありました。

そのような時代の中で、下手な自分がトップアマやプロに勝てるようになるのには、自分の実力

以上のサーフィンが出来るボードが絶対に必要で欲しかったのです。


その頃から所属するショップが嫌がるくらいにシェーパーのファクトリーに出向き、ボードについての

ディスカッションを繰り返していました。

そして出来上がるボードは確実にショップからオーダーするより調子良かったのです。

だからこの頃からボードのオーダー方法の重要性を強く感じ、私の友人のボードは

僕がシェーパーにリクエストを伝えた事も多かったですね。


ボードをオーダーしたとき、完成したとき、1番気になる事ってなんですか?

私はボリュームですね。ボリュームはイコール浮力と言ってもいいと思います。

そしてボリュームが気になる人、私だけじゃないと思います。

そのボリュームを数値にする事を反対するシェーパーやボードメーカーは

自分たちが作るサーフボードはすべて調子良く、あなた方がボードに合わせなさい。と言っているのでしょうか。


ボリューム数値はマシンにかける際に設定します。

ゆえにマシンカット後にスムージング、またハンドシェープ調整やカスタムチューニングの部分は

リッター数値に反映されないので、リッター反対メーカーの言っている、言いたい事も分かるのですが。


ボードは乗ってみないと分からない奥の深いものでありますが

ボードを外したくない人は、有効であるすべて方法を使いボードを新しくおろした時から

調子良く、スムーズに乗り換えられるボードを手にしてください。

お客様が手に入れられるその方法は


優れた受注方法とシェーパーに対しリクエストを出せるショップを見つける事

自分個人の意見を取り入れてくれ形に出来るシェーパーに出会える事


この2つですね。



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