イチモンジセセリ
2020.06.28 11:56
和名(わめい):イチモンジセセリ 学名(がくめい): Parnara guttata
●全長(ぜんちょう):17mm前後(前翅長)
●分布(ぶんぷ):ほぼ全国
●見られる季節(みられるきせつ):4~11月
●生態(せいたい):平地から高地の林縁や市街地、海岸周辺など幅広く生息するセセリチョウの仲間。翅は全体的に茶褐色で前翅と後翅に白い斑紋があり、後翅の斑紋は一列に並ぶのが特徴。植食性で幼虫はチガヤなどイネ科植物の葉を食べる。時にイネを加害することもあり、農業害虫として扱われる。成虫は各種花に訪花し蜜を吸うほか、地面に降りて吸水したり、動物の糞尿なども吸う。旅をするチョウの一つでかなりの距離を移動する。
●珍しさ(めずらしさ):★☆☆☆☆ 南河内地域では平地から山地に広く普通に見られ、個体数も多い。市街地でも公園などで普通に見られるが、渡りの時期を迎える秋によく見られる。
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