サカハチチョウ

和名（わめい）：サカハチチョウ　学名（がくめい）: Araschnia burejana

●全長（ぜんちょう）：20mm前後（前翅長）

●分布（ぶんぷ）：北海道・本州・四国・九州

●見られる季節（みられるきせつ）：4~9月

●生態（せいたい）：平地から山地の林縁や渓流沿いなどに生息するタテハチョウの仲間。翅は春型では橙褐色に黒と白の斑紋があるが、夏型では全体的に黒色で白と赤の斑紋がある。春型・夏型ともに前翅・後翅に伸びる白色紋が逆八文字に見えることに名前が由来する。植食性で幼虫はコアカソなどイラクサ科の植物の葉を食べる。成虫は各種花に訪花し蜜を吸うほか、動物の糞尿なども吸う。

●珍しさ（めずらしさ）：★★☆☆☆　南河内地域では主に山地に広く比較的普通に見られるが、平地では少なく市街地周辺では稀。