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手根管症候群

2020.06.28 23:00

手根管症候群と診断されても状態は様々です。

手根管症候群の原因は、いわゆる特発性というものが多く、原因不明とされています。

妊娠・出産期や更年期の女性が多く生じるのが特徴です。

なぜ、そうなるのか? 

それがポイントですね。


原因が他にあるのは言うまでもないと思いますが、本当の原因は現代医学ではわかってません。 

病態は、正中神経が手首にある手根管というトンネル内で圧迫された状態になると考えられます。手根骨と横手根靱帯(屈筋支帯)で囲まれた伸び縮みのできないトンネルで、その中を一本の正中神経と指を動かす九本の腱が滑膜性の腱鞘を伴って走行しています。

そこに何らかの問題があって起こると考えられます。女性に多く、姙娠や出産、更年期と関係するので女性ホルモンの乱れによる滑膜性の腱鞘の浮腫みが原因と考えられています。 


と考えられているだけで決め手にはなってないところが問題ですね。

考えられているのなら、その浮腫みをとることが大事だと思いません?


酷くなったら手術は適応だと思いますが、酷くなる前だったら、原因を探りながら状態を変化させることは可能なのではないかと思います。


治療としては、消炎鎮痛剤やビタミンB12などの飲み薬、塗布薬、運動や仕事の軽減などやシーネ固定などの局所の安静、腱鞘炎を治めるための手根管内腱鞘内注射などの保存的療法が行われます。

でも、それで良くなった人ってみないですね。


酷い場合は、固定して安静って?

どういうことなんだろうと思います。

固定したら余計に浮腫むんじゃないの?

って思うのですが・・・。