空手とIT

梅雨と蒸し暑さと時折の豪雨でなんだか気持ちも天候に左右されがちですが、昨日も海神支部はオンライン稽古で技と心を磨きました。

オンラインならではのアクシデントもある一方で、オンラインならではの利点もありますね。普段はなかなか自分の姿を見ながらの稽古が難しいですが、自身の姿を画面に映すことが出来るので癖や修正点が客観的に確認出来たりします。

また、黒帯の先生方の技を一画面で同時に見ることが出来たり、逆に子供達をまとめてチェックして頂いたりとITフル活用の稽古も悪くないなと思います。

流石に組手までは出来ませんが、昨今e-Sportsも認知されVRの技術も飛躍的に進歩している状況を見ていると、オンラインで組手まで稽古できるようになるのも、そう遠い未来ではないのかなと思ったり。

IT通信上に気合や気迫まで乗せられるのかは不明ですが、例え向かっているのが画面であっても、バーチャルな電子データであっても、空手の本質は自己との向き合いであって、そこだけは見失わないようにしていきたいなと、オンライン稽古の直後に停電に見舞われ蒸し暑くなった自宅でぼーっと考えたのでありました。

管理人　T.K.