Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

【留学4】解放された私のキモチ

2016.05.28 11:50


机に向かっての勉強を放棄した私 →【留学3

もっと自分の気持ちを一つずつ確かめようと思った私

そうだった、私の語学留学の目的は「自分の意見を言う事』だから。→【留学1



学校ってなるとついついテストの点数とか出席とかなんか、

そーゆーこれまで当たり前のようにやってきた常識?体裁?

とでも言うのかな?そんな事を気にしてしまって、、、、


学校=ちゃんとやらなきゃ!って思いの方が強かった


毎日の8時間の授業に必死で、てんやわんやですっかり目的なんて忘れて日々を送ってしまっていた。



ある日の休日、私は誘われるがままアイランドホッピングへ行く事にした。

(アイランドホッピングとは島を巡る事)


フィリピンは7700以上の島からなる国で、セブはだだの一つの島にしか過ぎない。

空港がある島はマクタン島。私の学校があるのはセブ島。今回行ったのはオランゴ島。

マクタンからさほど離れてないけど、シュノーケリングをした。



というか、私、海が好きなんだけれど嫌いだった。

太陽も好きだけど嫌い。

だって、肌が弱くて(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)



小さい頃アトピー性皮膚炎で、いや今も時々悪くなるけれど、

腕や首など汗をかくような関節を曲げるところが特に酷くて。。

いまもその名残があって。

見る人が見れば私はおばーちゃんらしい笑



太陽の日差しもヒトは日焼けで済むところ、

私はヤケド。

同じだけ太陽を浴びてるのになんで、、、

弱いタイプなのよね。

水着になるのも抵抗があったため、海アクティビティはほぼ不参加。

海の思い出があるのは、小さい頃のみ。


あぁ、高校の時一度行ったか。江ノ島。
人は多いしごちゃごちゃしてたな。そして、もれなく日焼けの酷いバージョンのヤケド。
だから嫌いだった。
海が
太陽が。



我々をアテンドしてたボートボーイは、救命ベストを着ろと指示。

オレンジ色のベストを着ける。

シュノーケリングのマスクとピヨって空気吸う筒もセットして私に渡す。



「ね、これどーやって使うの?」


一度、オーストラリアグレートバリアリーフでのシュノーケリングは経験があったけど、今や昔、使い方、息の仕方さえ分からない。


「まずアイマスクに、ツバをペッと付けて曇らないようにするでしょ〜!」


「え?ツバをペッってするの?!」




えー!

そんなこと出来なーい!

イヤー

恥ずかしい〜!




今思えばク◯だな。
このやり取り。
カットしてしまいたい。



でもマジでそう思っていたし

ずーっと もじもじ してて出来ないでいた。笑



結局、みんなに見えないように隅の方でしゃがんでこっそりペッて



「で、息はどーすんの?

鼻はマスクで覆われてるよね?」


「口で呼吸するんだよ。」


「あぁそうか。笑」


恐るおそる、海へ入る。

ボートボーイが泳いで私たちをいいポイントまで連れてってくれる。



おー海キレイ✨

海、スゴ〜〜〜〜〜イ!




ゲホゲホ

息するの大変だ。

ゲホゲホ。

海水、塩っぱいじゃん!

慣れないことをするのは大変だ

そして呼吸が出来なくてパニクる。



あとこのオレンジ色のベスト

浮いててくれるのはありがたいけど、

なんか邪魔!!!!!



そうだった!

私、泳げるんだった!




ベストを脱ぎ捨て、エアーの筒を外し

誘導してくれたボートボーイからも離脱し

1人で泳ぎ始めた。





自由だ‼︎‼︎


気持ちいっ‼︎‼︎




1人で船からかなり離れたところまで泳いで、感じたことのない開放感

恐怖心より開放感



海にはサメがいて食べられちゃうかも⁉︎なんて恐怖は頭の中だけなのよね。




私はただただ海と一体に


地球と一体になっていた




泳ぎ疲れたら

海に寝そべって波に揺られる

地球と一緒に呼吸しているみたいに





至福






そして、分かったの。


私は、


海が大好きだ〜!!!






至福時間を過ごしていたら、船から合図が

次のポイントへ行く時間に


「戻ってきてー」