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2つ目の窓

2016.05.28 12:57

この映画を観たい気分。

同居していた祖母(明治生まれ)が亡くなる時、

近所中のシマッチュが我が家に集まった。



この映画は、

山羊のシーンから始まり

山羊のシーンで終わる。


その事も衝撃的だった。


*ストーリー

琉球列島の北端に位置する奄美大島。

マングローブ、ガジュマル、アダンの木々が生い茂り、サンゴ礁の海が広がる


―そんな亜熱帯の島では、

ユタ神様が祭祀を司り、

人びとは自然と神への畏敬の念とともに日々暮らしている。



ユタ神様として、

島人の心の拠りどころになっていた杏子の母イサは病を抱え、

死期を迎えつつあった。

「たとえこの世を去っても、お母さんの想いはここにたしかにあるし、ぬくもりはあなたの心に残るのだから」。

ユタの親神様にそういわれても、

肉体が消えたら会えないという現実を、

杏子は受け入れることができない。

だが、イサは

「自分の命は杏子につながっているし、いつか杏子が生む子どもともつながってゆく。だから死ぬことはちっとも怖くないの」

と、娘に優しく語りかける。


自らの死期を悟ったイサは、

病院から自宅に戻り、

杏子は親子三人、

穏やかな気持ちで残り少ないときを過ごしていた。