PRを学べばビジネス戦略だけでなく、「働き方」の可能性を広げることもできる~第4期 PRライター&PRプランナー養成講座~
フリーランスとして働きたいと考え、自分をプレゼンする力や人に伝える力をつけたいと思いこのPRライター&PRプランナー養成講座を6か月間受講しました。
講座期間中はイベント企画や運営、インタビューをして記事を執筆するなど、実践も通してPRを学ぶことができました。
今回のレポートでは、第1回~第6回での講座を通してPRを学ぶことで伝える力がどのようにつき、どのような場所で活かすことができるのかについてPRライターの長嶋未菜がレポートしていきます。
自己ブランディングのコツはストーリー発信でファンをつくること
わたしはこれまで「自分の名前で活動できるようになりたい!」と、活動的でかっこよくて、ポジティブな自分ばかりをSNSで発信していました。ですが、そういった発信をしようと背伸びをしているととても疲れてしまいなかなか発信もつづきません。でも、PRを学ぶことで疲れることがなくなりました。
PR講座で学んだことは、ストーリーを発信するということ。ライティングが下手だけどがんばっている自分といったような、等身大の自分を発信しつづけることで、他者は「成長」を見ることができます。
このように、自分の葛藤や想いも込めてありのままの自分を発信することで、自然と自分だけのストーリーができあがります。すると、自分が本当につながりたい人と出会えますし、ファンをつくることもできるようになるんです。
そうすることで、商品やサービスのファンではなく、あなただから応援したい、あなただからこれをお任せしたいと思っていただけるようになる。それが、自分のブランディングにつながっていきます。
自分がどんな人と出会いたいかによって、発信に使うツールは変わってくるので、調べてみてくださいね。
詳細なターゲット設定で自分が届けたい相手へ届けることができる
わたしはこれまでSNSの発信やイベントを企画してもなかなか届けたい人へ届けることがむずかしいと感じていました。これも、PR講座を通して学ぶことができました。
よくビジネスの場面では「ペルソナ設定をしてターゲットを明確にしましょう」と言われていますよね。このペルソナ設定は、届けたい相手へ届けるためにとっても重要な考え方なんです。
まずは、自分がどんな人たちに届けたくて、どんな人たちの悩みを解決したいのかを明確にすることからはじめましょう。ここでは、性別、住まい、年齢、悩み、興味、家族構成などなど自分が思い描く人物像を詳細にイメージすることが大切です。
そして、ターゲット設定をしながら意外とむずかしいと感じた方も詳細に思い浮かべることができた方もいるかと思います。
より世の中に求められていることや自分の周りの人たちに必要な情報や商品、サービスを届けるために、これから自分の周りの人や世の中でどんなことが起こっていて、どんな困りごとがあるのかなどアンテナを張っておくことが大切です。
ぜひ、詳細なターゲット設定とそれをするうえでアンテナをはることを意識してみてください。
PRを学べば、ビジネスパーソンとしてのスキルもアップ
そもそもPRとはすべての利害関係者と中長期的な信頼関係を構築し、ビジネスにつなげていきましょうといった行動基盤のことを指します。
そのため、記事を書く際でも、SNSでの投稿をする際でも「この言葉を使うことで気分を害されるひとはいないか」などと使う言葉の選択や言い回しに気をつけることが大切です。これは、ビジネスに限らず、生きていくうえで関わりあう人との信頼関係を築くことにつながりますよね。
みなさんはそもそも言葉の意味を正しく理解して使っているでしょうか。わたしははじめPRという意味すら勘違いをしていました。自分でよく意味を理解していない言葉を使っていたところでもちろん相手と自分とのコミュニケーションにギャップがうまれます。正しく言葉の意味を理解したうえで相手に伝わる言葉で伝えることが大切です。
相手に伝わるような言葉や表現は何だろうと考えることは、ビジネスパーソンとしてのスキルにもつながりますよね。
このように、PR視点を活かしたコミュニケーションスキルはさまざまなところで活かすことができます。PRを学ぶことで人としての在り方を学ぶことができ、応用が利きます。ぜひ学んでみてはいかがでしょうか。
半年間の講座を終えて
この6か月間を通し、PRと出会えて本当によかったと感じています。自分や人の想いを発信することが好きなので、より届けたい人へ、より伝わりやすくできるようになりました。
PR視点は人間関係、ビジネス、ライティングなどさまざまなところで活かすことができるので働き方の可能性を広げたり、そもそも生きるうえでとっても大事な視点、スキルだと感じます。ぜひ、たくさんの人にPRを学んでほしいです。
(執筆:PRライター長嶋未菜)