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IDEAS for Japan

観光と旅行について

2020.06.30 13:47

観光と旅行はイコールのように捉えられがちだが、

文字が違うように、ニュアンスは違う。


どちらかというと、旅行は観光の中に入るため、

広義の意味で観光ともされる。


ただ観光というのは読んで字の如く、

光を観ると書く。


そのため、単に道中の珍しい景色、ご当地の食べ物、風情ある街並みに出逢うとき、

そこに何らかの発見、気付きがあればそれもまた観光である。


旅行は行きたい場所に行って、食べて、泊まって、温泉に使って、ゆっくり寝る、でも充分成立はしているが、

観光は旅行に能動的な意志が加わる。


それは間違っていても正しくても何でもいい。

とにかくそこで感じられたものが、

あなたにとって気付かせられる、そんな機会が創出されれば立派な観光である。


国内旅行で、私達は観光に来ました、とはあまり言わない。

なのに、海外に行くと、なぜか観光に来ました、と言ってしまう。


異国の地に辿り着いたその気持ちは、きっと新鮮で、研ぎ澄まされ、五感で何かを捉えようとするからであろう。


ただし、国内にも五感をしっかり使えば

色々な違いに気づく。


信号機、特産物、街並み、言葉、風、匂い、音...etc.


大きな違いのある海外には、刺激も大きく、魅力もたくさんあるのだろうが、

小さな違いにたくさん気付ける国内にも、我々が知るべき色んな魅力が満載だ。


電車で1時間、なんにも考えずに辿り着いた駅に降りてみよう。

1時間も移動すればそこは別世界、人も猫もいない静かなところ。

歩いてみれば腰を曲げたおばあさんが外で何かをしつらえている。

どれどれ、少し話しかけてみようかな。


そんな気分に駆り立てられる、そういう旅行もたまにはいいのでは無いだろうか。