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荒城の月〜日本の叙情歌 (動画)

2020.07.03 13:45

瀧廉太郎作曲/土井晩翠作詞


戦前に、海外で知られた日本の曲は2曲。

「さくら」と、この「荒城の月」だそうです。


同じ瀧廉太郎作曲の「花」と比べ、

実に物悲しくて、哀愁に満ちた対照的な曲です。

 (「花」についてのブログこちらです)


春高楼の花の宴 めぐる盃 かげさして

千代の松が枝 わけいでし 昔の光 今いずこ


春になると花見の宴が開かれ、そこで飲む盃には

美しく月が映り込む。

今では松の枝が張るばかりで、かつての栄華は

どこへ行ってしまったんだろう。。



私は、この曲を何回も弾いているうちに

荒城と言われているけれど、

荒んでなんかいない、

凛としたプライドを感じたので

そんな気持ちを持ちながら仕上げました♬

そもそも、、

「瀧廉太郎」という人はどんな人だったのか。。


小学校を卒業する頃には、既にピアノを演奏していたといいます。

今の時代、そういう子はたくさんいますが、

明治12年生まれの人ですからね(^^;)


15歳で、現在の東京藝術大学に入学。

卒業後には研究科へ進み、21歳でドイツ留学。

ものすごいエリート街道ですよね✨


しかし、現地で肺結核を患って帰国。

そして、23歳という若さで亡くなっています。


「瀧廉太郎」といい、

「モーツァルト(享年35)」といい、


この天才2人が長生きだったら

もっとたくさんの名曲があったんでしょうね…