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癒しは安全と安全から生まれる

2020.07.02 00:56
数日前、私が作業に夢中になりすぎて4時間あまり同じ体制でパソコンに向かっていたら、翌朝、肩と腕と首が固まって痛くて動かせなくなっていた。


もともと五十肩が治りかけていたところに、おばかなことをしてしまったために、またぶり返したような。
 
でも、その日、午後から春日大社にいった帰り道、マグワイヤーが背中を「シュ!」って祓ってくれた。
 
さて、家に帰ってゴロンと横になったら..


動かしたら激痛になった体制に変えても痛みが激減していて、
「おお!すごい!マグワイヤー!さすが癒しの男。」
と感激した。



そんなことがあった、翌朝起きた途端に、また少し痛みがぶり返っていたのを感じた。


同じ体勢で寝ていたからだだろう。
また固まったみたい。 
それをマグワイヤーに伝えると、半分寝てるようで起きている彼が、半覚半眠状態で、ずっと肩や背中を撫でてくれた。 


ツボを押すとか、経絡がどうとか、そんなのは飛び越えて、ただただ撫でてくれただけ。 


それに気持ちよくなった私はマグワイヤーにぎゅっと抱きついて、私も彼の背中を撫でていた。 


そんな時間を20〜30分ほどだろうか過ごしたら、痛みもほとんど感じにくい状態になり、何よりも、深い息ができるようになっていることに氣がついた。


深い息ができる。


安心できている状態。


不安だと、緊張していると体が固まり、息は浅くなる。 


息が深く吸えて、伴侶(誰か)の温もりを感じていると、自分が安全であることが体でわかる。


癒しって、実は、安心してここにいて良いという安全なエネルギー状態。


本来の自分のままでいられるエネルギーの循環。 


そのためには息を吐き切る…伝えきることが大切になる。
 

さて、私たちはいつも安心で安全か? 


時々そうならない時もある。


それは必ずと言っていいほどに、私か彼のどちらか、もしくは両方が【思考にハマった】時だ。 


魂ではなく、真心でもない、思考パターンという思い込みや、誤解からくる妄想(要はコミュニケーションの不足)で覆われているとき。


普段、思ったことを口にする2人だから、一度喧嘩になると、すごいことになる時もある。 


相手の言うことを拒否し、

思い込みや妄想で相手を批判し、

自分たちがやった間違いを弁解し、

相手を傷つけ侮辱する。


特に最後の「侮辱」は変にプライドの高い人だったら、核爆発レベルになるような言葉をぶつける時がある。 


拒否も、批判も、言い訳も、侮辱も、本当に大切な人にされたら..... 


きつい。

たまらなく、痛い。

強烈に辛い。 


でも、喧嘩して、感情というものに身を任せていたら、止まらなくなり、相手を(もしくは自分を)ものすごい勢いとパワーで攻撃する。  


その時に、絶対やらねばならないことがある。 


目を見て「ごめんなさい、言いすぎた。」と伝えることだ。 


冷静になってから謝ろう、では絶対に遅い。 


時間が空くほどに深い傷を浴びせたことが残っていくから。


例えば、事故を起こして怪我をして首の近くを出血しているとしよう。


すると、すぐに手当てをしてもらう必要がある。

そこはわかるはず。

首に近いところを怪我したのだから、万一を考えたら、必ず即、手当てする必要はあることくらいわかる。



この場合の、2人の手当てとは


【目を見て心から「ごめんね」と謝る 】こと。


もしこの手当てをしないまま、出血を無視して、そのまま日常を過ごしたら、後になって深い後遺症になるか、下手すると命取り(別れ)になる。 


人間だから、感情的になることもある。 

多くの場合女性が感情的(熱く)になり、男性が論理的(冷たく)なりやすいけれど、逆の場合ももちろんある。


でもそのパターンで男性が論理から感情的になった瞬間、強い怒りが止まらず周りを巻き込むことも多いけどね。

 

 

どんな時でも、それでも侮辱や批判や、弁解や拒否をされた方は、言われて辛くて悲しい。


その悲しみや怒りだけに心をまかせるのではなく、【相手の自分に言う言葉とは自分の内側にある自分への言葉】ということを理解していれば、

伴侶の放った怒りにい反応しすぎずに、一度咀嚼して聞いてから、相手を受け入れる「最後の勇氣」を持つことができる。


ただ、今回、一番伝えたいのは、言いすぎたと思う伴侶の方に伝えたい。


プライドや思い込みによって、伴侶に甘え、言い過ぎたり、拒否したり、決めつけたり、侮辱してしまったら

【素直に】【すぐに】謝ること。 


一度放った言葉は2度と戻らない。 


相手は自分なのです。


放った言葉は後で必ず自分に返ってくる。


最悪、そんなつもりがないのに、相手(伴侶)が去ってしまった後の自分を考えてみて? 


後悔。


これが必ず残る。


後悔の残る別れほど後に引きずるものはない。


本当にそれでいいの? 


相手がもし死んだら?

 

私は両親を通して、男女の切ない思いを魂の奥底の部分で知っている。 


感情に流されて、煽られて関係性を終わるのではなく、深いところで繋がっている関係性を作るために大切なこと。 


それはプライドを捨てるということ。 


そのプライドは本当に持たねばならないのか? 


ごめんね、と謝れないのは何故なのか? 


悪いと思っていても謝れないのは【どこからくるもの】なのか? 


そこまで甘えられるのか?

 

苦しいし、辛いけれど、そこを見ない限り、伴侶との深くて、信頼を置ける関係性を築くことは難しいかもしれない。 


だけど「ごめんなさい」と謝ることは、必ず自分を救うことになるのだから。


この女性のような切ない思いは、誰にも多かれ少なかれあるはず。


相手はあなたを許してくれている。


でも、感情に溺れすぎると、そこを見失う。

プライドに埋もれすぎると、そこが隠れる。


 

愛しているなら…


「ごめんね」を伝えよう。


もしかすると、

「ありがとう」よりも大切な言葉になる事もあるほどの、

とても大切で、重要なパートナーシップの鍵の言葉。


そしてそれがわかっているから、きちんと伝え合えるという安心と安全な人が生まれる。


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